視聴メモ ワッチャプリマジ!

プリティーシリーズの新タイトル、プリマジのアニメが始まりました。プリチャンに引き続き、メモを書いていこうと思います。

最初はクールごとに記事を変えようかとも思っていたのですが、一つにまとめちゃったほうが楽かなと思ったのでとりあえず第2クールも同じ記事に書いていきます。記事も目次も長くなりますが……。

 

第1クール

OP曲:「Dreaming Sound」鈴木杏奈(心愛れもんの声優さん)
ED曲:「Magical Future」陽比野まつり・みゃむ

●:新曲
○:既出曲

第1話「いっしょにプリマジしよ!」

●ライブ:まつり
     「マジ・ワッチャパレード」まつり・みゃむ
●挿入歌:「Believe」ジェニファー

 世界観(用語)の説明や、主人公まつりとみゃむの出会い、まつりのプリマジに対する姿勢が描かれます。「マナマナ」が魔法使い、「チュッピ」が人間。ハリポタみたい。私は拗音があまり好きでないので、人名や用語に拗音が多用されているところは危惧しています。キャラクターの性格や世界観は受け入れられそう。みゃむの二人称が「お前」なのが印象悪いけど、1話にして既に名前呼びに切り替わったので大丈夫かな?第1話から男性キャラクターも登場してくる。下まつげが気になる……。

 CGライブは言うまでもなく高品質。今回はライブステージもハデに光り輝いていましたが、キャラクターより背景が目立ってしまうところもあるかも?OP・EDやライブ曲がいずれも、かわいい系というよりはかっこいい系を攻めていた気がします。

 

第2話「やるぞ!おまつりステージ」

○ライブ:まつり
     「マジ・ワッチャパレード」まつり・みゃむ

 まつりが意外と天然ボケで、非常識に思えたみゃむがむしろツッコミに回る、という構造が見えてきました。個人的にはけっこう好みです。非常識キャラが非常識な行動をし続けるだけだときついですからね……。第2話にして、プリマジにはかなり期待できそうな気がしてきました。

 魔法使い側の学校の学園長がフェスリダ、まつりの通う学校の学園長がマツリダ。学園長が色違いなのはプリパラを思わせますね。名前も、フェスとマツリで対になっていてよくできていると思います。主人公の名前と被っているのは……どうなんでしょう?

 フェスリダがまつり宅を訪れ、プリマジを続けるかどうか家族ぐるみで相談。ノリで引き受けるまつり、保護者もノリで応援。フェスリダ曰く、過去になくノリが軽い家族とのこと。まつり本人および家族のキャラクターがはっきりして来ましたね。なお、保護者は母親と父親ではなく、母親と祖父?みゃむが「ジジ」と言っていました。父親はまた別の場面で出てくるのか、それとも何かしらストーリーで重い話をするのか。

 みゃむを含む魔法使いは本来、パートナーのプリマジスタにしか存在を知られてはいけないようなルールがあるもよう。それなのにみゃむは魔法を連発するので(ただし、ワッチャが足りなくてロクに使えない?)、追加でお仕置きを食らう。

 地元の祭で、本来はまつりの憧れるプリマジスタ「甘瓜(あまうり)みるき」がプリマジするはずだったが、交通トラブルで来られなくなる(のちにドタキャンの言い訳だったことが判明)。まつりは代わりに出演することにし、無事に終え、ワッチャも集まる。プリマジ後に姿を現したみるきは、自分が出演するはずだったプリマジなんだからと、排出されたコーデカードをゆする(まつりはみるきの性悪さにまったく勘付いていない)。そこにさらにプリマジスタ「弥生(やよい)ひな」が木の上から登場。プリマジ強豪校に通っているらしい。プリマジ強豪校……。ひなはアーケードのプリマジ筐体にまつりと同じく初期から登場していますので、アニメでも早々に(おそらく次回)ライブしそうですね。

 

第3話「おしゃれ番長・ひな見参じゃん!」

●ライブ:ひな
     「Starlight!」ひな・チムム

 弥生ひなの紹介回。名門校(スポーツ強豪校?)の3年生で実力も人望もある。この学校はプリマジに選手を20年間排出し続けてるみたいな言及があったような気がしますが、少なくとも20年は続いている行事なんですね、プリマジ……。同じく3年生のあまねも登場しており、ひなと仲がよさそうです。学校も同じなのかな?まつりが大概プリマジオタクであることが徐々に判明しており、公式のキャラ紹介でプリマジオタクと記述されているれもん(未登場)の立場が危うい気がしますね……。

 ライブはもちろんひな。ひなの曲もかっこいい曲調ですね。プリマジはかっこいい曲、かっこいい歌声でやっていく印象を受けます。プリパラ・プリチャンとはここでも雰囲気を変えてきて新鮮ですね!ライブ前の、やたらワッチャワッチャ言ってる前振りはどうかと思いますが……。

 ひなのライブを見てみゃむがひなのパートナーに乗り換えようとしたところで終わり。3話にして色々な展開を突っ込んできますね。ひなに目をかけられたことで、ひなの取り巻き(学校の後輩)にまつりが妬まれる展開などもあり……。内容が多くていいですね。あとひなのパートナーのチムムが結構かわいかったな……。

 

第4話「コンビ解散!? マジ早すぎだよ~」

○ライブ:まつり
     「マジ・ワッチャパレード」まつり・みゃむ

 前回、パートナーをまつりからひなに変えると主張し始めたみゃむの話。にゃんじいが出てきてみゃむの過去の話とかをする。にゃんじいはみゃむの保護者っぽい?みゃむの父母はいないということ?いわく、幼い頃から強大なマジ(魔力)を持て余して、それを使うことでしか自分を認めさせる方法を知らないとかなんとか。遠慮なく話を重くしてくる。

 まつりはみゃむの過去の話を聞き、幼い頃に出会った野良猫のことを思い出す。おそらく、幼い頃にまつりとみゃむは出会っていたという描写?

 ひな先輩は度量がバカデカく、パートナー交代とかいろいろあっても全て受け入れてくれる。いいように導いてくれる。チムムは振り回される。この回の最後では、弟子になりたいというまつりの申し出を受け入れ、次回に続く。

 ジェニファーが登場。まつりとみゃむのコンビを気にかけている。トップアイドルがなぜか新参の主人公を気にかけている展開は女児アニメの鉄板。レアのコーデカードで釣ってまで、まつりとみゃむがプリマジするように誘導してくる。ひな先輩は、ジェニファーがまつりを気にかけていることに苛立ちを覚えている感じもある?

 まつりはみゃむに対し、「ビビっている」と指摘。強いチュッピと組めば勝てる!と言ってひな先輩と組もうとしているのは、まつりパートナーでテッペンを目指すことから逃げているみたいな話。みゃむは痛いところを突かれまくって逃亡するも、前述のようにジェニファーのカードに釣られて結局はまつりとプリマジすることになる。

 プリマジでは、みゃむの「魔法を使ったら嫌われてしまう」という本心、恐怖心が出て、コーデをまつりに送り出す場面の魔法を失敗し、魔法を暴走させて巨大な猫になってしまう。まつりはそんなみゃむを受け入れ、それによりみゃむの暴走は止まり、ライブも再開する。二人の仲は回復し、にゃんじいも安心して帰る。

 第4話とは思えない展開。主人公とパートナーの決裂、それを解消してより絆を深める展開が早くも第4話で出てきました。特にプリマジ中の展開は、他のプリティーシリーズであれば最終話近くで数話かけてやってもおかしくないような内容だった気がします。登場する主要キャラクターがみんな人格者で、誰かを貶めて物語が作られるわけではなく、それぞれのいいところを見せる形で物語が進んでいくのがとても好印象です。主人公の幼馴染、橙真くんもだいぶいい人っぽい。下まつげと眉毛のせいで顔が濃いけど。

 

第5話「みてみて!かわいい×2 みるきだお(は~と)」

●ライブ:みるき
     「イワナイ」みるき・はにたん

 ひなの弟子になるといって撮影についてきたまつりが、欠員補充で撮影に参加することになる回。まつりは新人プリマジスタとして既にそれなりに認知されている模様。みるきとも一緒の仕事で、「ワンチャンのみ」かつ「主人公補正」のまつりを快く思わないみるきから嫌がらせを受ける。が、まつりは悪意をまるで感知しておらず、かえって成功する。

 途中、みるきのパートナーであるはにたんが覚醒。いつも寝てるが、起きると止まらないらしい。はにたんは、まつりの写りが悪くなったらみるきの評判も落ちると指摘し、みるきの戦略を諫め、4000字の反省文レポート提出が課される(いつもやってるらしい)。みるきははにたんには頭が上がらないらしく、素直に受け入れる(が、そのあとも嫌がらせを続ける)。はにたんはぬいぐるみであり、背中にチャックがある。みるき曰く、開けたら後悔するとのこと。

 プリマジスタが3人もいるんだから誰かプリマジも撮らせて!との提案が出るが、みるきはそれを辞退する。しかし実はそれもみるきの策で、その思惑通り、みるきがプリマジをする流れになる。みるきは常に「かわいいのはみるきだけ」「世界がみるきを見ている」という精神を貫いているプリマジスタであることがわかる。

 プリマジライブ後、ひなから大会の話が出る。同じ地区予選で戦うんだから、弟子じゃなくてライバルだよとのこと。まつりは恐れ多いといった様子。みるきはやっぱり主人公補正のまつりが気に食わないっぽい。

 最後に、次回に登場予定の心愛れもんがまつりの名前をつぶやいて終了。

 まさかもうみるきのプリマジが流れるとは思いませんでした。5話で3人のライブはペースが早いですね。更に次回はれもんのライブも出るかも……。みるきは徹底的に「裏のあるかわいいキャラ」を貫くようで、ブレなさが魅力の一つのようです。はにたんには頭が上がらないところで、うまくキャラクターのバランスを取ってるような気がします。

 

第6話「闇プリマジスタ!?れもん現る!」

○ライブ:ひな
     「Starlight!」ひな・チムム

 極度の人見知りだが、プリマジデビューを控えている心愛れもんは、パートナーのきゃろんと共に、まつりに接近する。デビューにあたって助けが欲しいとのことで、新人のまつりなら接近しやすいだろうというのが理由。その翌日すぐにデビューで、現地(地元のスーパー?)にまつりを呼ぶも、当のれもんは朝が弱いといって昼過ぎに現れる。まつりやみゃむのアドバイスではどうにも改善しないれもんを見て、まつりはひなを呼ぶ。ひなはれもんを見て、焚きつけるかのように、今回はれもんの代わりにプリマジをすることを申し出る。れもんは初めて生でひなのプリマジを見て、口には出さなかったものの、プリマジをしたいという気持ちをいっそう強めるのであった(口には出さないけど、SNSでのコメントは饒舌であった)。

 れもんの私服は作中でまつりによりゴスロリと言及された。れもんは、マジスタという作中のSNSにおいて「漆黒の明星」というハンドルネームを使っており、的確なコメントで知られているらしい(まつりもひなも好意的に認知していた)。マジスタ見る専のまつりのことを情弱(情報弱者)と呼んでいたが、そのまつりも、今回の最後にはマジスタを始めた。れもんはあまりに人見知りがひどく、すぐ口から魂が出ていきそうになるらしい(エクトプラズム)。この魂はチュッピには見えておらず、マナマナには見えている様子。抜けそうになるときゃろんが押し戻す。人前だと喋ることもままならないが、自室で学校の後輩(オタク友達)とネットゲームやプリマジの上映会をして遊んでいる時は饒舌(ただしオタク口調)。その後輩達とはハンドルネームで名前を呼び合っている(ぬるぽん、たわし@自由人、嘆きのクリムゾン)。

 今まで顔見せ程度にしか登場していなかった心愛れもんの、ちゃんとした登場回でした。ただしプリマジライブはまだ先になるようですね。ひなのライブはここでようやく2回目だったので、妥当に思います。れもんは、いきなり好きになれる感じのキャラクター描写ではありませんでしたね……。特に、自分で声をかけておいて派手に遅刻するのはいただけません。かなりキツめの(そして古風な喋り方の)オタクとして描写されており、今までにオタク呼ばわりされることもあったまつりとは別方向のアプローチのようです。明るく社交的で礼儀正しいオタクであるまつりに対し、暗くて閉鎖的で失礼なれもんという構造になっており、いわば、良いオタクと悪いオタクの違いを視聴者に感じ取らせるような造りなのかもしれない……。

 

第7話「にゃんともユカイ☆ソーカイ☆魔法界!」

○ライブ:まつり
     「マジ・ワッチャパレード」まつり・みゃむ

 れもんの歓迎会にて、みゃむが魔法を暴走させてしまう。それを押さえ込むためか、にゃんじいが魔法界から干渉し、みゃむ・まつり・れもんは魔法界のにゃんじいの家の近くに移転する。みゃむはにゃんじいの説教から逃げるが、まつりに説得され、プリマジで感謝の気持ちを伝える。

 歓迎会にはみるきも出席していた。みるきも「漆黒の明星」ことれもんのことをマジスタで知っていたが、実際に喋ってみると、絡みにくいという印象を持つのであった。みるきは魔法界へ連れて行かれずその場に残る。歓迎会にはひなも参加予定で、あまねを引き連れてきたため、みるきとあまねが初対面になる。みるきはあまねの王子様感に一目惚れ(?)する。歓迎会がめちゃめちゃになって終わってしまっていたのを見て、ひなはその場でトレーニングを始める。みるきは、嫌がったものの、あまねに誘われて断れず、トレーニングに参加してしまう。魔法界から帰還したまつり達は、トレーニングに疲弊してあまねに抱きかかえられているみるきを目撃するのだった。

 以前から橙真に絡みがちだったひゅーいが、今回も橙真にちょっかいをかける。まつりのプリマジが始まるということでプリズムストーンまで誘い、まつりを褒めるなどして橙真を煽る。意図はまだ不明。

 みゃむが話の主軸になる回で、より低年齢の視聴者に向けた回だったのかな?という感じです。とはいえ書き出してみると、他の部分でもけっこうキャラクターが動いてはいましたね。あまねのセリフが結構あり、キャラクター性が見えてきた感じです。前回に引き続き、れもんは普段の口調が古代のオタク風であり、だいぶキツめ。今回はれもんがゲームオタクでもあることを示す描写がありますが、ゲームオタクとしての描かれ方はだいぶ浅く、疑問が残る感じ。れもんは痛いオタクとして描写されがちなため、プリマジオタクとして有能なようにはあまり見えませんね……。

 今回のプリマジライブでは、まつりが初めてコーデ&レスポンスをしたようです。他のキャラクターが驚いていたので気付きましたが……。今までコーデ&レスポンスをしていたのはひなだけだったみたいですね。まつりのプリマジスタとしての成長描写であろうと思われます。

 

第8話「ひな先輩のマジ特訓!ヤバいよヤバいよマジヤバいよ!」

○ライブ:ひな
     「Starlight!」ひな・チムム

 まつりとれもんは、魔法界から帰ったところで、トレーニング終わりのひな・あまね(と、みるき)に合流する。ここであまねがひなから紹介されるが、れもん曰く、ひなと並ぶトッププリマジスタとのこと。ひなとあまねはフレフェス(フレッシュフェス)に向けて翌日早朝から特訓するというので、まつりは参加を申し出る。ひなはそれを快諾。れもんとみるきも参加表明。ただしれもんは序盤のみ参加で残りは見学、あまねに会いたいだけのみるきは筋肉痛で辿り着けず。あまねは昼頃から生徒会のティータイムで抜ける。

 早朝7時集合ということでまつりとれもんは時間通り集合するが、そこに現れたひなとあまねは、5時に集合していてすでに2セット終えたところだという。ひなのストイックな姿勢にまつりは衝撃を受ける。ひなのすごさと特訓のハードさに一時は心が折れそうになるまつりだが、橙真の飴作りへの真摯な向き合い方にも影響を受け、決意を新たにする。プリマジが好きであるという自覚を強めたまつりは、翌朝のひなのランニングにも自主的に合流し、ひなの背中を追いかけていく気持ちを伝える。一方ひなは、背中とは追うものではなく、越えるものだと言う。

 走り込みののち、ひなはフレフェス前最後のプリマジライブへ。まつりとれもん(と、みるき)は今回もひなのライブに圧倒されるが、ひなとチムムが楽屋で言うには、特訓までしたのにこの程度では、今回のライブは60点(以下)とのこと。みるきはその帰り道、ひなと戦うのは無理だから、今回のフレフェスは辞退しよう、と低い声で独り言を言う。

 先輩プリマジスタとしてのひな(と、あまね)のすごさを強調する回でありつつ、ジェニファーを超えられないことに悔しさを感じているひなと、ひなを追いかけることに楽しさを覚えているまつりという対比も描かれました。次回からのフレフェス編で、このあたりは更に掘り下げられるのかな?ひな先輩は聖人だし、おとものチムムもかわいくていいですね。自分から頼み込んだまつりとの約束には「朝は弱い」といって遅刻するのに、ひな先輩の早朝特訓には時間通りに現れるれもんさん、そういうところで信用を落とすんですよ!あまねさんが女の子を誰彼構わず天然で落としていくのも面白いですね。

 

第9話「心・覚醒!れもん降臨す!!」

●ライブ:れもん
     「こんな世界に告ぐ」れもん・きゃろん

●挿入歌:「StarLight☆HeartBeat」(プリティーリズムの筐体曲)

 まつりは引き続き朝練(走り込み)を頑張っていたが、ひなの言葉の重みを思い出すと、自信喪失してエクトプラズムが出てしまう状態になっていた。異変に気付いたれもんが駆けつけ、これまでの恩返しにと、まつりを元気づけるべく自宅に招く。

 まつりがれもん宅を訪れると(まつり宅から3駅)、そこにはれもんのオタク後輩3人もおり、れもんは後輩3人の視点でもまつりのいいところを見つけさせて、まつりに自信を持ってもらおうという算段。更にれもんは、生プリマジを見れば元気が出ると考え、弱小地区ゆえに予約も取りやすいというムーン地区のフレッシュフェスのチケットを、その場の全員分予約。後輩達も、(少し前までのれもん同様に、)生プリマジは初めてということで興奮。しかしそのフレフェスにはれもんもエントリーされており、それにまつりが気付くと、れもんの様子が一変、クローゼットに閉じこもって出てこなくなってしまう。良かれと思ってきゃろんが勝手にエントリーしていたのである。まつりに「出なくてもいいからフレフェスを見にいこう」と諭されるも出てこず、まつりと後輩達は仕方なくその場を去る。

 夜、きゃろんも反省し、「フレフェスに出なくてもいい」と諭す。ここに来てついにれもんも考え直し、フレフェス当日、ついにフレフェス受付へ向かう。「自分のことはよく見えていなかった」と言い、受付にてタントちゃんからハサミを奪い取ると、その場で前髪を切り、初めてれもんの目が出る。そしてムーン地区の最終エントリー者としてプリマジライブを行うと(コーデ&レスポンスもした)、デビューライブでフレフェス優勝という快挙を成し遂げるのであった。弱小地区ながらジェニファーやひゅーい、フェスリダも観戦に来ており、れもんという逸材の存在を認識。ジェニファーはれもんが出ることを知っていて見に来ていた様子?

 タイトルの通り、れもんの覚醒回ですね。ここまで結構引っ張りました。アーケード筐体では12/2から配信される第2章でれもんが登場するので、それに合わせたタイミングでしょうね(11/28放送)。てっきりステージ上でだけ髪型が変わるものと思っていたので、ステージ外で前髪を切ってしまうのには驚きました。前髪が目にかかっているのはうざったかったですが、とはいえ前髪を切るついでに前髪が軽くなってしまったのはとても残念……。

 れもんのステージ上の姿は以前からメインビジュアルで判明しており、かっこよかったので期待していました。実際、アニメの3Dモデルも良かったのですが、曲がちょっと微妙でしたね。正確に言うと、曲はいいのですが、歌詞と振り付けがどうもピンと来ませんでした。少し前に流行った、自分の置かれた環境に対して反抗心を投げつける感じの歌詞になっているのですが、まずそれがあんまりれもんさんのイメージに合っていなかった気がします。そして純粋に、歌詞の単語の選び方とか、リズムがいまいちだったような……。振り付けに関しては、もしかするとこの曲に限らず、プリマジ全体であんまりピンと来てないかも。そんなわけで、待望のれもんデビューでしたが、個人的にはそこまで刺さらなかった感じです。

 れもんのオタク描写が、浅いんだか深いんだかよくわからないんですよね。たぶん浅い。見た目は耽美系が好きそうなゴスロリ姿なのに、中身は痛いゲームオタクなので、違和感があります。曲も、ゴスロリ調のコーデではなく、痛いオタク性のほうに合わせている感じでしたね。まだ描写は少ないですが、今回前髪を切った前後で、いきなりキャラクターが明るくなった感じもしており(表情とか)、キャラがなんかブレがちな気がします。脚本の人によって性格がだいぶ変わる感じも……。

 アニメ内のライブイベントにおいて、モブキャラクターの出番の際にプリリズの筐体曲が流れるのは、プリリズやプリパラでも見られた演出ですね。今回のは誰が歌ってたんでしょう?StarLight☆HeartBeat好き。

 

第10話「プリマジしか勝たん!激熱オフ会!!」

○ライブ回想:まつり
     「マジ・ワッチャパレード」まつり・みゃむ

○ライブ回想:ひな
     「Starlight!」ひな・チムム

○ライブ回想:みるき
     「イワナイ」みるき・はにたん

○ライブ回想:れもん
     「こんな世界に告ぐ」れもん・きゃろん

○挿入歌:「Believe」ジェニファー

 まつり、れもん、れもんの後輩3人の5人で、スター地区のプリズムストーンカフェにてれもんのプリマジデビューとフレフェス優勝を祝う。れもんとオタク後輩3人いわく、彼女らの住むムーン地区のプリズムストーンカフェとはだいぶ雰囲気が違い、陰キャには辛いらしい。まつりがケーキを紹介するとき「きらきら!」と言っていたのは、前作キラッとプリチャンの主人公みらいの家がケーキ屋だったのを意図している?

 まつりとれもんのコーデブックを見ながら、今までアニメで流れたプリマジライブの回想。コーデブックはプリマジスタしか持てないレアものらしい(グッズとして販売もしているので、宣伝かも)。まずまつりのコーデブックを見ながらまつりのプリマジ回想。そのあとれもんのコーデブックを見ながらひな・みるき・れもんのプリマジ回想。前回デビューしたばかりのれもんが何故、ひなとみるきのブランドのコーデまで所持しているのか……。回想中は5人のうち4人がオタク口調で解説するのでうるさい。いつの時代をイメージしたオタク口調なの……。

 マツリダ夫人が近くを通り、優勝者のれもんに積極的に話しかけると、慣れない人に近寄られたれもんはエクトプラズムを出してしまう。マツリダ夫人は、いわく「気合」でなにか波動を出し、エクトプラズムを戻す。チュッピには見えないエクトプラズムがマツリダ夫人には見えていて、魔法で押し戻した?あるいはそうミスリードするための演出?

 マツリダ夫人から、これからのプリマジについて説明される。決勝のグランドフェスまではまだ遠いらしい。各地区でフレフェスがあり、まつり・ひな・みるきのいるスター地区がまだ残っている。フレフェス終了時点でのポイントがトップ5だとエキシビジョンに出演できるらしい。フレフェスに優勝すればエキシビジョン出演は間違いないようで、れもんは既に確定。みるきはフレフェスを辞退するが、ポイントを地道に稼いでいる。アニメとしてはフレフェス優勝枠2人とポイント枠3人でエキシビジョンをやるのかな?(あるいは、あまねが別地区のフレフェスをあっさり優勝したりするのかも)

 カフェからの帰り道、まつりはあらためて気合を入れて、私服のまま走って帰路につく。その際、車が近くに停まり、中からジェニファーが顔を出し、声をかける。「あなたにとってプリマジって何?」と問いかけて、まつりを激励して去って行く。おそらくこの時に流れているBGMがジェニファーの曲の「Believe」。

 別の場面では、みゃむの夢オチだが、フェスリダ学園長の授業をみゃむ、チムム、はにたん、きゃろんが受けている。プリマジについて聞かれてみゃむが適当を言うので叱られる。ひゅーいも出てきて、マナマナとチュッピの関係性、「魔法よりもすごい奇跡」についてほのめかしていく。みゃむは、プリマジを通じて気持ちを伝えてきたまつりのプリマジに、「奇跡」の思い当たるところはある様子。

 プリマジライブの総集編、兼、これからのアニメの展開の説明をする回でした。まつりとみゃむそれぞれの今の課題も言語化されており、誘導が親切です。また、前回前髪を切ることでキャラデザが変わったれもんは、今回もキャラデザが変わったままの登場になっており、このまま恒常的にこの姿になりそうですね。最初は一人称が「拙者」のままで、性格はそのままかと思われましたが、途中、一人称をわざわざ「私」に修正する場面がありました。プリマジスタになって自意識が変わりつつあるということなのか、単にマツリダ夫人が入ってきてよそよそしくなっているのか。個人的には、変な一人称から一人称が私に変わるキャラを見てみたいと思っていたので、一人称が変わるなら嬉しいですね。スター地区のプリズムストーンカフェは普通でしたが、ムーン地区のプリズムストーンカフェは店の装飾も客層もゴスロリみたいです。世界観として、ムーン地区のプリマジオタクはほとんど全員ゴスロリなのかも。いい世界ですね。そういう設定なら、れもんと後輩3人の性格と外観の間にある違和感も解消するかも……。

 

第11話「跳べひな!孤独を超えていけ!」

○ライブ:ひな
     「Starlight!」ひな・チムム

●挿入歌:「サマーナイト Evolution!」(プリティーリズムの筐体曲)

 スター地区のフレッシュフェスはひなとまつりの決戦になる。お互いやる気十分だが、大会直前にジェニファー直々に「海外へ活動を移すので今年のグランドフェスは辞退する」という発表が行われる。ジェニファーとの再戦を目標にしてトレーニングに打ち込んできたひなは動揺を抑えきれず、ウォーミングアップに熱中しすぎて右足をくじいてしまう。

 それでも優勝を目指してステージに立つひなだったが、やはり足の怪我があり、バク宙のようなジャンプ技の際に高度が足りず、墜落目前となる。しかしそこでチムムの激励を受けて再び奮起し、手で着地してバク転のような技に変化させ、そこからアドリブでブレイクダンスに繋げる。新しい振り付けには客の盛り上がりも上々で、ステージを見ていた他のプリマジスタも感嘆する。対戦相手となるまつりのステージは次週へ持ち越し。

 webの次回予告の時点で、ひな先輩がこのように追い込まれることは分かっていましたが、ステージの結果がどうなるのかは分からず、もしや失敗したり大怪我をして前線を退いてしまうのだろうか?と、見ていてハラハラした回でした。実際には、怪我した足をかばいつつもアドリブでステージを成し遂げ、むしろ新境地を開眼するような演出で盛り上がりましたね~。今まで流れていなかった曲の2番を使って、これまでに無かった振り付けの尺を出してきたのに純粋に驚きました。これからも時々そういうのを期待してもいいのかな?

 着地に失敗したり、突然「ジャンプ技」とかいう単語が出てきたり、ブレイクダンスしたりと、プリティーリズム・レインボーライブを思い起こさせる場面が多数あってニヤニヤしてしまいました。意図的なファンサービス?それともオタクの思い込み?

 私はもうだいぶひな先輩に入れ込んでいて、ぜひここのフレッシュフェスはひな先輩に勝って欲しいのですが、来週まだまつりのプリマジがあり、そのあと勝敗が決する形です。ひな先輩はうまくステージを終えたとはいえ、足の怪我を抱えた演技ではあったため、意気込みをいっそう強めたまつりが勝利ということもありえそうに思います。プリティーシリーズの対決は後攻が超有利ですしね……。

 ジェニファーはグランドフェスに出ないということですが、そうするとジェニファーのプリマジを流す機会はいつになるんでしょう。今回、3Dモデルが踊っている短い映像は出ましたが……。

 

第12話「まつりVSひな フェニックスはどちらに微笑む?」

○ライブ:まつり
     「マジ・ワッチャパレード」まつり・みゃむ

 あらすじ:

 スター地区のフレッシュフェスはまつりの出番で最後となる。まつりは本気になっており、それを伝えるとひなは「最高じゃん」と応える。

 ひなの足はまだ痛むらしい。あまねは「かっこつけすぎですよ」といって心配するが、「あまねがそれ言う?」と返されて納得してしまう。今回はだいたいあまねがひなに寄り添っている。

 れもんが会場の外でレモネードを飲んでいると、そこにみるきがやってきて同席する。気まずいが、フレフェスに出なかった理由を尋ねると、作中で以前にも説明されたように、弥生ひなとの対決を避けてポイントを集めているという内容を話す。はにたんがフラッといなくなり、探しに行く。

 前回の最後にまつりに飴を渡し激励した橙真に対し、人間姿のひゅーいが絡みに行く。今回はかなり執拗に絡んでおり、名前を聞いたり、友達になろうよと持ちかけたりしている。自販機の上で寝ていたはにたんをひゅーいがキャッチし、それをみるきに渡す。みるきから見たところ、橙真もひゅーいもイケメンらしい。ひゅーい自身は誰にも名前を明かしてない?はにたんはひゅーいがチュッピでないと見抜いた様子。

 大会運営の御芽河阿智彦(おめがあちひこ、オメガ・コーポレーションの社長。御芽河あうるの父親?)とフェスリダ学園長の怪しげな会話。御芽河は大会を盛り上げることしか考えていない様子。封印されている?ウルトラレアのコーデメイツを囲み、精霊(コーデメイツ)が目覚めるのはコーデにふさわしいプリマジスタを見つけた時のみ……みたいな話をしている。

 御芽河あうるが、ステージの映像を見ながら側近のめが姉ぇのような人物と会話。まだ彼女らの立ち位置はよくわからない。

 まつりの保護者(母と祖父)も会場に来ている。しれっとひなグッズを買い、ひな先輩のステージも応援していたようだ。

 いよいよステージ前。まつりは気合もレッスンも十分だが、直前に「なんだか静か」「胸がワチャワチャしてない」と独りごちる。ステージの内容はみゃむから見ても今までで最高のようだ。そしてイリュージョンの場面にさしかかり、まつりはなにか背中に羽を生やしそうな新しいモーションに入る。これは新しいイリュージョン?それともプリマジライブにおける新しい要素?しかし羽の生える寸前で何かを思ったようで、自身で断念し、元のイリュージョンに戻る。どうやら胸のワチャワチャを感じられなくなっている?

 まつりのライブ後、ひなとまつりはステージで表彰を待つ。ウルトラレアコーデの精霊(コーデメイツ)が目覚めて勝者にコーデを渡すはずだが、フェスリダ学園長が魔法を唱えても目覚めない。進行も兼ねる御芽河が焦り、貯めてあるワッチャを使って強制的に起こせと指示を出そうとする。しかしそこにコーデメイツではなくフェニックスが現れ、ひなとまつりが伸ばした手のうち、ひなの手に炎を宿し、フレアエレメンツコーデを授けていく。ひな曰く、「すごく熱い」「けど今ちょうどそんな気分だった」とのこと。フレアエレメンツコーデはウルトラレアではなく、新しい「プリマジレア」のコーデである。優勝を逃したまつりは虚ろな表情をしている。

 その後、まつりは大いに落ち込む。みゃむはまつりのために何ができるか考え、控え室のまつりを明るく褒め、励ます。まつりは悔しさに泣いてしまう。夜、みゃむはさらにまつりのベッドに潜り込み、添い寝して励まそうとするが、まつりは本気になったうえで負けてしまうことの苦しさにあえぎ、もうプリマジできないとこぼす。翌朝、まつりがみゃむを探すと、猫形態になって庭にいたみゃむは、言葉を喋れなくなっていた。

 感想:

 1話の中の情報量がすごい!この話の脚本は、シリーズ構成でもある坪田文さんです。なるほどね……。今回ひなとまつりのどっちが勝つのかは、最後まで予想できませんでした。どちらかといえばひな先輩が勝って欲しいと思っていましたが、女児アニメだし主人公のまつりが勝つかなあ、プリティーシリーズは後攻が圧倒的有利だしなあ、ひな先輩はケガしたしなあ……等、まつりが勝つ可能性を感じさせる要素も多かったと思います。しかしステージ直前に「胸がワチャワチャしてない」と言っていたのが、決定的な負けフラグだったかもしれませんね。おそらく、まつりの強さはプリマジを楽しんでいたことにある、ということだと思います。今回まつりはひな先輩を見習い、競技としてストイックにプリマジに臨んだことから、自分自身のプリマジを見失ってしまったのではないでしょうか。2回に渡り(1回はまつりに対して直接)ジェニファーが「What’s your プリマジ(ワッチャプリマジ)?」と問いかけていたことからも、第1クールのテーマが「プリマジスタそれぞれのプリマジ」みたいなものであることが感じ取れます。もしかすると作品全体のテーマなのかもしれませんね。

 とはいえ、ひな先輩を見習い、トレーニングやレッスンをこなしてきたことで、まつりの技能は確かに高まっているようです。コーデ&レスポンスもできるようになったし、今回に至っては、羽を出す?ような全く新しい技を編み出しそうでした。ただし心が追いついていないみたいですね。ライブ中に羽が生えるというと、プリティーリズム・レインボーライブでもありましたし、ストーリーに深く関わっていました。あるいはプリパラ2期でもストーリーに大きく関わりがありましたね。どちらかというとプリパラのものに近そう?以後(第2クール?もっと後?)、各キャラが羽化していく展開があるのかもしれません。

 御芽河社長のセリフも増えてきて、なにかプリマジを取り巻く陰謀がありそうな雰囲気も出てきました。コーデメイツに関わる物語も何かありそうですね。第1クールを大会で締めて、そこで主人公が一つの挫折を経験するというのはまさにプリティーリズム・レインボーライブを想起させます。大会が終わって一段落ですが、これからエキシビジョンやグランドフェスというのも既に明かされていますし、そこに御芽河社長の陰謀や、自分に夢がなくなったことをほのめかしているジェニファーの思惑など、怪しげな伏線がちらほらあります。こういった匂わせがどのくらい物語に活かされてくるかは作品次第なわけですが、今のところ「シリーズ構成・坪田文」の力はかなり感じているので、第2クール以降にも期待がかかります!OPの最後のシーン、おそらく魔法界にあって、丘の上のお城の後ろにジェニファーの顔が浮かんでいる、それをまつりとみゃむが目指している?ようなシーンも、ジェニファーの出番が増えてくるにつれ、どういうシーンなのか、どういう意図があるのかなど、気になってきましたね。

 

第13話「ワッチャ・マジックワード」

○挿入歌:「Believe」ジェニファー

○ライブ:まつり
     「マジ・ワッチャパレード」まつり・みゃむ

 みゃむが人間形態に戻れなくなり、言葉も喋れなくなってしまった。言葉が喋れない猫みゃむはそれはそれでかわいい。喋れなくなった理由は、直接には語られないものの、どうやら「落ち込んでいるまつりに対してなんて声をかけたらいいかわからなくなったから」みたいな感じ。まつりとみゃむの双方に対して様々なキャラクターから働きかけがあり、それによって自身でも掴みきれていなかった二人の本心が見えてきて、お互いがそれを直視することで気持ちが昇華され、結果としてみゃむもまた喋れるようになる。

 みゃむはまず、みゃむを心配したまつりによってマツリダ夫人のところに連れて行かれる。マツリダ夫人はマナマナとして扱われている?みゃむは、みゃむを看るマツリダ夫人によって「あなたは本当に言葉を話したいの?」と質問される。おそらく、自分の言葉でまつりを救うことができず、自信を喪失して、喋りたいという気持ちを無意識に失っている状態を示唆している?その後、橙真には猫状態でもみゃむであることを見抜かれていることがわかる(本来は、マナマナであること、人に変身できることを知られてはいけないはず?)。橙真は「俺も猫になりたいよ」と言っている。まつりを励ましたいため?また、魔法学園時代からのライバルであったと思われるチムムもみゃむを訪れ、学園時代とは違い、人間界に来てからのみゃむは目がキラキラしていると言われる。キラキラしている理由はまつりとのプリマジが楽しいからであろうと看破され、そんなまつりを寂しくさせてはいけないと檄を飛ばされる。

 まつりに対しては、心配したれもんが自宅を訪れる。その場にはみるきもおり、いわく負けたまつりの顔を見に来たらしい。みるきの性格として、負けたまつりのことは好きになれる様子。レアコーデをもう1つ手に入れられればエキシビジョン対象のトップ5に滑り込めるかもね、とアドバイスする。ついでにここでみるきが飴屋で働いている橙真を認知する(前回みるきはひゅーいと橙真に出会っており、イケメンとして認識するも、名前を聞けていなかった)。橙真はそのあと自室のベランダで思い悩んでいたところ、ここにもひゅーいが現れ、まつりへの気持ちを焚きつけられる。しかしひゅーいに焚きつけられるまでもなく、まつりへの好意を認める(好意というよりも、プリマジに向き合っている時のまつりの熱意に対する尊敬や憧れにも近いのかも?)。そして学校で一人でたそがれていたまつりに対し、その好意を打ち明け、激励する。ここで「俺はまつりが好きだ!」とまで言ってしまっており、いわゆる告白イベントにも見えるし、あるいはプリマジスタとしてのまつりへの敬意を表しているという風にも解釈できないこともない。第1クールにして早くも幼馴染との関係性というシナリオを使ってきたと考えると、物語の盛り上がりに対して出し惜しみない感じがしますね。

 そうしてまつりは自分のプリマジへの気持ちに整理がつき、みゃむのほうも、まつりとのプリマジが楽しいことと、まつりを支えたいという自分の気持ちを自覚するに至ります。猫形態のみゃむが少しずつ言葉を喋れるようになり、そのまま人間形態に復活。本気を出して負けると悔しいということを認めつつ、二人でやるとプリマジは楽しいということを確認し、再びプリマジのステージへ。

 ステージでは、前回やろうとするも中断した、羽を生やすイリュージョンを成功させる。演出を含めると相当長いステージになっており、羽が生えたあとはプリパラのエアリーのような、客席上空を飛んでいくような演出も。大成功のステージを終えると、前回目覚めなかったコーデメイツが目覚め、まつりにハートフェザーというコーデを与えていく。このレアコーデ獲得に伴ってトップ5に滑り込んだらしく、エキシビジョン出演者がれもん、ひな、あまね、みるき、まつりで確定する。ちなみにしれっとフラワー地区というところのフレフェスであまねが優勝しており、エキシビジョン出演を決めている。みるきは目論見通り、ポイントを貯めてトップ5に入ったらしい。なお、あらためてプリマジに大成功したまつりのステージを見て、「やっぱり嫌いだお」と言っている。

 ステージ後、楽しさと嬉しさに沸くまつりとみゃむのところをジェニファーが訪れる。そういえばジェニファーの歌「Believe」は今までもエンディングクレジットで名前が登場していましたが、この回ではついに歌のある部分を含めて結構な長さがCM前のBGMとして使われました。そしてまつりは、ジェニファーに問われた「What’s your プリマジ?」という質問に対して答えが分かったと言い、それは「みんなで楽しむお祭り」であると答えます。作品タイトル「ワッチャプリマジ」に込められたメッセージ(のうち1つ?)に対して、第1クール最終話にして主人公は開眼したわけですね。

 まつり・みゃむ以外のシーンとしては、ひな・あまねのシーンあり。ひなはフレフェス優勝後、悔しさに泣くまつりに声をかけられなかったことを先輩として悔やんでいる(控え室の前までは行った様子)。それに対してあまねは「先輩である以上にプリマジスタだから」と慰める。ひな曰く、ひなは純粋にまつりのプリマジが好きらしい。今回のステージで自分のプリマジに開眼したまつりに対しても、客席からエールを送っている。

 運営側のシーンでは、本来スター地区フレフェスの景品として用意していたコーデメイツを、フラワー地区の景品としては使い回さなかったということが語られている(結局そのコーデメイツは、まつりのプリマジに対して自然と反応し、今回のステージの景品となったのだが)。また、御芽河社長の呼びかけに答える眼鏡の男性キャラクターが登場。これも御芽河家の人物?さらに御芽河社長は御芽河あうるにプリマジステージの分析を任せているらしいこともわかり、また今回、あうるの側近女性が「めが姉ぇ」本人であることも判明した(OPの時点で登場しており、見た目からしてめが姉ぇではあった)。あうるが見るに、フレフェス時のまつりのワッチャは高かったが、ある瞬間(イリュージョンを中止した瞬間)に低下したとのこと。一方今回のプリマジでは、演技そのもののワッチャはフレフェスの時より劣っていたようだが、イリュージョンの瞬間から大きく上昇したらしい。演技として精密に行うのではなく、みんなで楽しむお祭りとして接することで、まつりの全力のプリマジになるということでしょうね。

 ステージ後、エキシビジョンに向けて、出場する5人のプリマジスタに特訓合宿が行われることが通達される。突然の話だったらしく、プリマジスタはおろか、司会の人まで戸惑っていた。どうやら、ひゅーいの発案らしい?この発表に対してあまねは、「その合宿、行かなければなりませんか?」とこぼしている。あまねが鏡に向かって眼鏡を外しながら、何やら不穏なことを言っているところでこの回が終了。いままでステージ上での姿が描かれず、今回もしれっとフラワー地区で優勝したことになって描写が飛ばされてましたが、第2クールではあまねが活躍しそう?普段の穏やかな性格とは違う二面性があるんでしょうか。

 まつりとみゃむの物語に感動あり、プリマジイリュージョンで羽が生えて大興奮、周囲の人間関係も面白くて大満足の回でしたね。第1クールの終わりにふさわしいと思います。この回もシリーズ構成の坪田文さんが脚本もやっています。競技シーンで戦うことの辛さや悔しさを経験しつつ、それでも自分の楽しさを見つけたことで前に進むことができるようになるという成長シナリオを、第1クールの時点で主人公が済ませたのが素晴らしいですね。まさにプリティーリズム・レインボーライブのようです(たびたび書いている気がしますが、坪田文さんはレインボーライブのシリーズ構成でもありました)。私はレインボーライブが好きなので、やはりプリマジには期待が高まる一方ですね!

 次回は年末年始で1週休みがあるうえ、その次週は14話ではなく、「マジでわかる!ワッチャプリマジ学園」というのが挟まるようです。第2クールから見始める人向けの説明回、総集編みたいな感じでしょうかね?第2クールは総話数が減ることになるんでしょうか。

 

第2クール

OP・EDは第1クールと同じ。OP映像のれもんは前髪を切った後の姿に差し替え。

●:新曲
○:既出曲

「マジでわかる!ワッチャプリマジ学園」

 「今からでもまにあうプリマジ!」として放送された、話数に含まれない特別な回。みゃむ、まつり、れもんがちびキャラでプリマジについて説明する。内容は、マナマナとチュッピの関係といった世界観の説明、アニメでパートナーを組んでいるプリマジスタとマナマナのエピソード紹介(ちょっとだけ)、アニメで流れたプリマジライブとコーデの紹介(まつり、ひな、れもんのプリマジ)、これからのキーワード紹介(「エレメンツコーデ」、「オメガの企み」、「御芽河あうる」)、御芽河あうるの声優さんのインタビュー。意外と今までのストーリーについては触れなかった。デビューして、フレフェスに出場して、次はエキシビジョンがある、とか。グランドフェスを目指していることには言及されてましたね。エレメンツコーデはフレア以外も出るようです。たくさんあるらしい。

 OPなし、EDはOP曲で特殊仕様(実写のPV映像が一部流れたりとか)。コーデの説明でアーケード筐体のプリマジの映像を使っていたりと、割と新鮮なつくりになっていました。いわゆる総集編にあたる回だと思いますが、なかなか面白かった気がします。

 次回はついにあまね回ということですが、公式サイトの次回予告によると、あまねは引退するそうです。おそらく初ライブをやる回で引退騒動をするとは、やりますね……。

 

第14話「熱くあやしく麗しく ~あまねのプリマジ~」

●ライブ:あまね
     「The Secret Garden」あまね・ぱたの

 あまねの学校の話。生徒会長を務めるあまねは、留学が決まった前生徒会長の花屋敷翠子(みどりこ)のフェアウェルパーティー(お別れ会)の指揮を執っており忙しい。その忙しさを見かねたパートナーのぱたのが、まつり・ひな・みるき・れもんに声をかけ、4人は様子を見に学校へ潜入する。以前の描写から、ひなとあまねは同じ学校かと思っていたのですが、別々だったんですね。空から降って登場したぱたのに頭突きされたみゃむは頭痛でお休み。ぱたのってカバじゃなくてペガサスだったっぽいですね……。

 あまねは翠子先輩に誘われてプリマジを始めたらしく、留学にあたってプリマジを卒業する翠子先輩にあわせて自身も引退を考えているらしい。あまねは翠子先輩のことをプルミエ・エトワールとも呼んでいる。あまねは普段は自分を隠しているほうが魅力的だから、ずっと眼鏡をかけていなさい、といって眼鏡をかけさせたのも翠子先輩とのこと。プリマジにおいて翠子先輩はあまねと同じ方向を向いているから、一度も目が合うことはなかった……というような耽美な関係性が語られる。あまねの引退に関して、ひなはまつり・みるき・れもんを引き連れて一旦は素直に引き下がるが、のちに一人だけ引き返し、自分のために最後にもう一度プリマジをしてくれとあまねに頼み込む。

 ひなの嘆願に打たれたのか、あまねはぱたのと共に最後のプリマジ用に新曲の準備を始める。新曲と言っても、アニメ内で以前の曲は披露されていない(れもんは過去の曲を知っている様子で、新曲であることに興奮していた)。ぱたのはかなり絵が上手く(れもん曰く、神絵師)、それ以外にもあまねグッズを大量に自作している様子。あまねは翠子先輩に招待状を送り、最後のプリマジに臨む。

 あまねのステージは、開始前から客席が赤いペンライトで染まっている。コーデアンドレスポンスは無し。あまねの曲は語りから始まる、あまねのイメージ通りの曲。ステージを終えると、翠子からひな経由であまねに手紙が届けられる。あまねのステージを賞賛する内容の手紙を読み、その内容からか、あまねは引退を考え直し、プリマジを続けることにするのだった。

 前回の最後に示唆された合宿の回ではなく、その前にあまね回。次回が合宿のようです。あまねが合宿に行きたがっていなかったのは、単に合宿の前に引退する気だったから?前話最後のあまねは何か妙なすごみ方をしていましたが、当時とは話の展開が変わったのかもしれませんね。

 あまねの学校の雰囲気から全体的に耽美な回でしたが、外部者のまつり・ひな・みるき・れもんをうまく使ってコミカルなシーンも適宜挿入されており、面白い回でした。フォーメーションA!今回の脚本およびあまね曲の作詞は、元宝塚の方のようです(今回だけでなく、第7話の脚本も担当)。さらに翠子の声優さんも元宝塚とのこと。あまねの学校は宝塚のイメージということでしょうね。いきなり耽美でした。ライブ映像としてはプリパラのひびきさんを彷彿しますね。プリマジが長く続いたらぜひ翠子先輩のプリマジも見せてください。

 

第15話「もうやめだ!合宿なんてやってられない!」

○ライブ:れもん
     「こんな世界に告ぐ」れもん・きゃろん

 ひゅーいが勝手に企画した合宿が始まる。フェスリダはひゅーいの行動を謝罪するものの、御芽河は合宿を配信することでエンターテインメントに転化する。合宿場は、人間界と魔界の間にたゆたう場所にあるらしい。何それ……。ドローンカメラにより常に配信されるが、カメラにマナマナが映るといけないので、各プリマジスタのパートナーはこっそり様子を伺うことに。ただしレッスンのトレーナーとなるひゅーいは狼の姿で喋っている。いいのか?カメラに入らないようにしてるんだろうか……。声は人間形態の時と同じなので、みるきがひゅーいの声に反応するが、人間じゃなくて狼なのでがっかりする。今回の最後に、ひゅーいが人間形態と狼形態で変身できることを5人のプリマジスタが知る。みるきはそこでひゅーいに幻滅する。また合宿場には、字幕やスタッフロールにて「ウンディーネ」と表示されるキャラクターが登場するも、作中ではまだ名前は出ていない。合宿場にこっそり紛れ込んで監視している様子?合宿が行われている理由として、エキシビジョンは5人合同でやる種目だからというような言及があり、もしかするとエキシビジョン回で初の複数人プリマジが出るのかも。

 合宿では、レッスンだけでなく家事もプリマジスタ自らがやらねばならないことになるが、3年生のひなとあまねが家事の一切をやらない(できない)ことが判明する。みるきとれもんが2年生、まつりが1年生。あまねは家のことは人に任せっきり、ひなも兄が面倒を見てくれるらしい。みるきは憧れていたあまねに失望する(100年の恋も冷める)。一方でみるきが家事が得意なことが判明し(特に野菜に詳しい?)、もっぱら一人で家事を担当することになり、不満を高める。みるきが家事をできるのは実家の職業によるものらしいが、それを言おうとしたはにたんに口止めしており、いわゆる「かわいいキャラを作るために、実家がダサいことは隠している」みたいな設定であることが示唆される。レッスンではひゅーいの指導で犬の遠吠えを真似するボイストレーニングが行われるが、内容に不満があるようで、ひなとあまねは離脱して自主練に向かってしまう。みるきが3年生に不満を爆発させ、以後は団体行動せずに個人が別々に過ごすことに決まりかけるが、そこにれもんが割り入り、団体行動は無駄かもしれないが、無駄だからこそ青春だ、などと主張。その後プリマジを見せ、全員を説得できたらしい。れもんのコーデ&レスポンスを見て3年生が満足していたが、れもんは初回からコーデ&レスポンスをやっていたので、何を評価していたのかよくわからない。

 総じて、「この回で株を上げたのは、家事が得意だと判明したみるきのみ」「なのにライブはれもん」「みるきの献身はほとんど感謝されない」「ひなとあまねはここまでせっかく株を上げてきたのに、家事ができない・協調性がないというキャラ下げをされた」ということで、いまいちちぐはぐでもったいない回。れもん回を担当している方の脚本が私にはあんまり合わないのかも。

 

第16話「橙真の『マジ』 ひゅーいの『マジ』」

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