感想 少女☆歌劇 レヴュースタァライト 第7話大場なな

大場ななが第99回聖翔祭の輝かしい経験を引きずるあまり、何回も1年を繰り返していることが判明する回

オーディションなし



最初は「大きく構えているキャラだな~」くらいに思わせていましたが

人によっては「ん??なんか扱いがおかしいな……??」と感じていたのではないだろうか

(僕はもともと第7話放送後に視聴を開始したので完全に無情報で向き合うことは不可能だった)

そんな大場ななが、なんとタイトルまるごとフルネームで第7話に登場

前回の次回予告でも、「大場なな」の文字が画面全体に表示されるなど特別な扱いを受けており完全にヤバい雰囲気でした

さて見ていきましょう


第99回聖翔祭本番当日 2018.3.3という表示からスタート

この回はこのフォーマットで続けて語られていく

真矢とクロディーヌ二人が鳥かごのような機械でエレベーターのように上に運ばれていく中、他のキャラ(○○の女神)がそれぞれのセリフを言っている

最後の女神がバナナ「ああ また繰り返すのね 絶望の輪廻を 星明かりのもとで」

真矢「二人の夢は 叶わないのよ」


第99回聖翔祭終了から2日後 1年A組・B組 合同 打ち上げ 2018.3.5

眞井と純那が前に出て乾杯

バナナはあちこち写真を撮って回る

クロディーヌに対して「また来年もオーディションを受けましょう」という真矢

バナナに対して続けて、「あなたも」と強い眼差し バナナは不思議がる


バナナはみんなに頼りにされていて感謝される

打ち上げ時点ではみんな「なな」と呼んでいるが、ここで「バナナ」呼びが発案され定着されたもよう

バナナは感極まって涙し、「この日、生まれたのです。舞台少女・大場ななが」とモノローグが入る

ここでオープニング


聖翔音楽学園 春期休暇 初日 2018.3.26

華恋、マヒル、香子、双葉、真矢、クロディーヌは寮から出発しそれぞれ帰郷

バナナと純那だけ残っている バナナはそれを動画で撮っている

純那は卒業するまで帰らないと決めているらしい


聖翔音楽学園 新学期 2018.4.9

純那、同じモデルだがおニューの眼鏡にチェンジ

バナナはひたすら写真・動画を撮っている

2年生になるにあたって2名退学者が出たらしい(成瀬さん・逢坂さん)

純那は自分のことを委員長と言っているが前は「クラス委員」だったような……まあいいか委員長やろ実際


第100回 聖翔祭 オーディション開始 2018.5.16

バナナは他キャラの意気込みを撮影している

真矢から声をかけられ、二人に

不穏なBGM

要約すると真矢いわく、バナナは体躯・声・視野など才能が揃っているのにオーディションに本気を出していないらしい

真矢「みんなのバナナさんでいたいために本気を出していないならば 私は 大場なな あなたを許さない」

夕方、バナナは打ち上げの写真を見返している

第99回聖翔祭のスタァライトに異様にのめりこみ、「全く同じ聖翔祭」への固執を感じさせる

場面が変わって大浴場の脱衣場、寝転がるバナナのスマホにオーディションのメールが着信する

ただし今までの回で着信していたのとは異なり、背景が白色(今までのは背景黒に白字)

おそらくこれが最初の着信?

シーン変わって、地下舞台に制服のバナナとキリン

キリン「レヴュー それは歌とダンスが織りなす魅惑の舞台 舞台少女のキラめきを感じれば感じるほど 照明機材が 音響装置が 舞台機構が 勝手に動き出す 芝居に 歌に ダンスに 舞台少女のキラめきにこの舞台は応じてくれる」

キリン「最もキラめいたレヴューを見せてくれた方には トップスタァへの道が開かれるでしょう」

キリン「運命の舞台に立つもの 無限のきらめきを放ち すべての才能を開花させ 時を超えて輝き続ける永遠の主役」

バナナ「興味ないわ そんなの」

キリン「わかります ですが あなたの望み どんな舞台に立てるとしても?」

おそらくは「第99回聖翔祭のスタァライトの舞台」に立ちたいという欲求でバナナはオーディションに参加

日本刀の二刀流で真矢を負かすシーン

真矢「これがあなたの本気!?何があなたを変えたの……」

バナナ「ポジションゼロ 届かなくて、眩しい……」

リストの一番上に大場なな

キリン「オーディションに合格したのは 大場ななさん あなたです トップスタァになったあなたが望む 運命の舞台とは?」

バナナ「第99回聖翔祭 スタァライトの再演 燃える宝石のようなキラめき 輝く虹のような幸福な日々を もう一度」

バナナ「眩しいの 今も あの舞台が」

ポジションゼロのマーク、バナナの足元にティアラ ブザー音が響く


画面が切り替わり、担任が「99期生の演目はスタァライト」と告げる場面に

大場ななは記憶を保持したまま、1年前、1-Aだった頃に戻った


「お持ちなさい~」の文字 ただし白背景

このとき、花のマーク(王冠のマーク?)が回転しながら星のマークから離れている


第99回 聖翔祭 への 1年

大場なな(花/王冠のマーク) 運命の舞台

2017.4.17から2018.5.25までの期間が直線で示されていて、それを右から左に逆行する形で花/王冠のマーク(=大場なな)が移動

直線状に塔のマーク(聖翔祭のマーク)があるのは2018.3.3であろう


バナナ「こうして再演が始まったの 第99回聖翔祭の再演 大切な仲間 大切な舞台 大切な日々の再演 私の再演の中にいれば何も怖くない 成長することも 大人になることもない 自分を追い込む苦しみ 新しいものに挑む辛さ 傷ついて道を諦める悲しみから みんなを守ってあげる」


再び真矢に勝利してトップになる真矢

バナナ「届いたはずなのに まだ眩しい」

キリンとの対話シーン キリンの近くに葉の無い木が生えている

キリンが言うには「もう何度目かわからない」らしい

完全な再現ができない?ため何度も繰り返している様子


バナナ「ねえ どうして どうしてこんなことをしてくれるの」

キリン「舞台少女がトップスタァになる瞬間 奇跡とキラめきの融合が起こす化学反応 永遠の輝き 一瞬の燃焼 誰にも予測できない運命の舞台 私はそれが見たいのです」

ティアラの代わりにワイヤーつきの短剣がポジションゼロに突き刺さる

バナナが視線を戻すと、キリンがいなくなり、枯れた木に水色の上着がかかっている

木の根元には黒髪の舞台少女(おそらくヒカリ)が

しかし変わらず1年前に時が戻り1-Aを繰り返す

バナナには少女が誰だか分かっていない


そして再び2018.5.14(オーディション開始の2日前)

起きたバナナが「あれ?」と違和感を覚える

ヒカリが転入生として入ってくるが、バナナはこれを予測していない

時間軸の直線が何本も下に連なる演出(下に行くほど短くなり、途中でキリンのマークが1回出てくる)

バナナ「こんなの初めて あの子は 誰?」


そして場面が現在に戻る

ちなみに双葉・香子は登校はバイクだが帰りは徒歩らしい(二人乗りできるようなサイズのバイクを押して歩くのは大変だと思うが……)


バナナ「どうしちゃったのかなぁ 同じ舞台ばかりじゃつまらないってことかなぁ 誰も予測できない運命の舞台…… でも誰が来ても私の再演は変わらない 神楽ひかりちゃん あの子も私の舞台に欲しくなっちゃいました」

神楽ひかりちゃん、のところでやたらなめらかにバナナが画面正面に向きなおす いわゆる第4の壁を意識した演出?


ここでエンディング 映像はバナナ版(+キリン)だが歌がない

最後にバナナの台本(他の人の台本と違って使い古され、付箋がいくつか貼ってある)が中央に表示される



う~んループもの ループものな~~~どれだけ使い古されてもインパクトが強いんだよなぁ

大場ななも、6話までで十分に魅力的に描かれてきてからのこの7話なので、たいへん訴えかけてきますね

6話の香子が「本気を出せばSランクだが面倒なのでBランク」みたいなキャラ描写をしていましたが、その道のホンマモンが隠れていましたっていう

1話から見直すとバナナの表情とか色々仕込んでありそうですねぇ

ここがまだ7話というのが期待させてくれますね どう話の落とし前をつけてくれるんでしょうか


しかしヒカリが出たことで既にループを脱しているような気も?作中でまだ2018.5.25になってないのかな

大場ななが既に2年目のスタァライトをやる気になってるとしたらもう勝ちですよね

あるいは1年目スタァライトに神楽ひかりを持ち込みたいということなのか?

最終話まで見たい気持ちには完全になっているので、余計なこと考えずに最後まで見たらまあよさそうですね

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