ディズニーランド記 20190301

3/1金曜日 小雨→晴れ
ディズニーランド 8時~22時
4名


予報に反して、昼までは若干ながらも雨が降っており、また肌寒く、これは残念だった。
昼からは雨が止み、動きやすくなった。
遠方から初ディズニーランド者1名に10年ぶり者1名を招いたため、案内をはりきったところ、
かなり高効率で回ることができた。
これは良し悪しあるところで、余裕のない行程となってしまったきらいもある。
それだけ効率プレイしても園内の全てを見て回るにはほど遠く、
ディズニーランドはやはり広大であると思い知るのであった。
なお、スプラッシュマウンテンは運休中であった。


以下のレポートは、記憶を掘り起こしながら書いているため、史実と異なる場合があります。
特に順序はあやふや


◆:アトラクション
☆:ショー


【01】ファストパス取得 ビッグサンダーマウンテン
安定の動き。


【02】下見「ブルーバイユー・レストラン」
私は園内の予約制レストランを利用したことがなかった。
この機会に挑戦するも、思い立った時には事前予約はとっくに満席。
レストラン予約に要求される熱量を見誤っていたわけだが、
このあと更に身の程を分からされることとなる。
事前に、
「当日9時からweb上で、10時から店頭で、当日予約枠の受付が始まる」
とは調べていたので、ここで現地を訪れてweb予約の仕組みをキャストさんに確認してみた。


【03】ワールドバザールに戻り、帽子やヘアバンドを1点ずつ購入
初手で”耳”を買ってブチ浮かれることが最善手であると信じている。
ここは夢の国だ。私は魔法使いミッキーの帽子を購入した。
また、これはレストラン予約の開始時間までの時間潰しでもあった。


【04】合戦開始 ~レストラン予約~
前述の通り、9時からweb予約が始まった。
参加者4人で9時ちょうどに挑戦すれば何とかなると思っていたが、見込みが違った。
そもそも予約システムにロクに接続できないのである。サーバー強化して。
アクセスを蹴られながらひたすら挑戦するも、結果が出ないため、移動する。


【05】◆カリブの海賊
位置的に近く、待ち時間が大抵短く、そして
「もしもブルーバイユー・レストランの予約が取れるとしたならば」
乗っておかなければもったいないため、第一のアトラクションはカリブの海賊となった。
アトラクションとしては大して楽しいものでもないが、あまり待たずに乗れるため、
疲れている時とかに近くを通りがかると、休みがてら乗ってしまう、そんな認識である。
一方でアトラクション内で相当の空間を使用している気がする。
どうやってるんだろうなあ。
いつからかイケメンのジャックスパロウが登場するようになっている。
これを出た時点で9:30くらいだったが、未だ予約サーバーへの接続は成らない。


【06】◆魅惑のチキルーム
位置的に近く、略
鳥が歌うアレである。
いつからかスティッチにショーをジャックされるようになっており、
正直スティッチおらんほうがよくないか?とは思っているが、
これもまた室内で座って休めるため、通りがかると入ってしまいがち。
これを出た時点で10時前だったが、未だ略
チッキチッキチッキチッキチキールー


【07】ブルーバイユーレストラン現地
結局、web予約で芳しい結果を得られなかった我々は、
10時からの店頭予約に賭けて現地へと戻った。
本来、web予約で埋まってしまった場合は店頭予約の分は無くなるそうなのだが、
みなweb予約に繋がっていないのか、既にそれなりの人数が並んでいた。
そして我々も店頭予約列に並んで、まさに10時を迎えて予約が開始されようとした時、
ついに私は予約サーバーへの接続に成功し、無事に予約を勝ち取ったのである!
つまり店頭に並んだのは骨折り損であるし、あまつさえ予約列から
「はい勝ち~~~」などとイキり散らしながら離脱したため、
その場で他の客から襲われてもおかしくない状況を作り出してしまった。猛省。
キャストさんに「取れましたか!おめでとうございます~」みたいなことを言われたが、
キャストさんもweb予約の熾烈さを認識しているんだな……と思った。
12時の予約を取ったので、10時から12時までのスケジュール整理を要求される。


【08】ファストパス取得 プーさんのハニーハント
ハニーさんのプーハント
ただのライドなのだがいつもクソ並んでいるので、ファストパス必須。
いやまあ、ただのライドではないから人気なのか……
あと、このへんでショーのアプリ抽選をした。
「レッツ・パーティグラ!」の14時公演だけ当たったのでそれが予定に入る。


【09】◆ビッグサンダーマウンテン(ファストパス)
ファストパスなので待ち時間はサクサク。
まだ曇っているため景観はイマイチ。
絶叫系は苦手という初ランド者にも、
ディズニーリゾートのコースターは大したことがないからと言って乗ってもらったが、
やはり感想はイマイチのようであった。
これは采配ミスであったとも思うが、自己弁護的かつ楽観的に考えると、
それでも一つくらいはジェットコースターに乗ってもらうことで、
ディズニーランドのことをより知ってもらえたはずと捉えることにする。
スペースマウンテンに乗せるよりはマシだったろう……。
(※スプラッシュマウンテンは運休である)


【10】ウエスタンランド・シューティングギャラリー
200円払って遊ぶ射的。
昔は全く当てられなかったが、今では慣れて余裕に……
と思っていたが2発外して8点だった。
これは初心者だと仕組みが分からず0点でも当たり前と思っているのだが、
初ランド者が4点?6点?出していてびっくりした。
飲み込みの早いことである。


【11】ブルーバイユー・レストラン
本日のビッグイベントのうち一つ。我々の勝利の美酒。
(※ディズニーランドではアルコール飲料は出ません)
コース料理4200円、スペシャルメニューだと+800円になって5000円。
カリブの海賊の乗車地点から相互に視界が通っている造りが印象的なレストランで、
今までも存在だけは知っていたが、レストランの入り口すら分かっていなかった。
貴族の邸宅で行われる夜のガーデンパーティに参加するという設定のレストランで、
席に案内されるにあたって「ここからは夜です」と言われる。じゃあ、夜なのだろう。
予約は熾烈であるし、値段も高いのだが、雰囲気がバリエモいため、勝ち。
そして料理の量も案外多く、味にも十分満足できた。肉うめ
こっちは貴族であるが、カリブの海賊のほうはド蛮族であるため、
カリブの海賊のほうで声があがるたび、
「海賊ですって。物騒ねえ……」
などとセレブぶれる素晴らしいレストランである。


【12】チュロス
ディズニーランドといえばチュロス。思ったほどうまくないことで有名。
今回はそれもエグい紫色で「コットンキャンディー味」を名乗るシロモノ。
コットンキャンディーって何。綿アメらしいです。砂糖じゃん。
というわけでただの紫色の砂糖をまぶされたチュロス、
我の提案もあって「4人で1本を食べる」という小心ぶりであったが、
結果的に正解であり、4人で1本を食べたら十分満足したのであった。


【13】☆レッツ・パーティグラ!
アドベンチャーランドの舞台でのショー。
単に抽選で当たったから来ただけなのだが、思いがけず面白く、
「ディズニーランドのショー、オモロイやんけ!他のショーも制覇するで!」
と、この日の方針がここで定まったような気がする。
やや狭く、完全に屋外である舞台の特性もあってか、
カジュアル・開放的・フリースタイルという印象のショー。
観客に振り付けを説明したり、客席まで出演者が出てきたり、
ディズニーキャラクターがヒップホップを踊ったりする。


【14】☆ドリーミング・アップ!
昼のパレード。エレクトリカルでない。
ここでも振り付けを説明されるが、いずれにせよ難しすぎて実行不能である。
ベイマックスとヒロとか出てきた。
アラジンとジャスミンが地上を歩いており、
山車に乗るべき格のキャラクターでは!?と思うなどした。


【15】◆ホーンテッドマンション
キャストの制服がかわいいので有名。
何かが起きたのか、途中で結構長いこと停止した。珍しい。
幽霊が踊ってるエリアのホログラム?がどうなっているのか、未だにわからん。


【16】◆イッツ・ア・スモールワールド
元祖「疲れた時に乗るやつ」なのだが、去年リメイクされたため、
不釣り合いな待機列ができがち。
人形の中にディズニーキャラクターが大量に紛れこむようになった。
そのためか、フラッシュを焚かなければ撮影は自由とアナウンスされる。
癒やし系。


【17】ファストパス取得 バズ・ライトイヤーのアストロブラスター
これも混みがちなアトラクション。
今日のファストパス取得はここで終わり。


【18】トゥーンタウン
見学のみ。一通り見て回った。
キャラクターグリーティングの類い、未経験である。
学生さんが多い時期なので、バエバエを求めて各所で撮影が行われていた。
元々わりとパークの端っこにあるのだが、今は入り口付近が広く工事されていて、
だいぶ存在が隠れている。


【19】◆プーさんのハニーハント
なんでそんな「プーの怖い夢」好きなの東京ディズニーランド
(昼パレードでも出てきた)
ライドの中ではやはり不思議な挙動をするし、
屋内の待機列がカワイイから人気なんですかね。


【20】パン・ギャラクティック・ピザ・ポート
レストラン。見学のみ。
しばらく前は、ディズニーランドに来た時の飲食と言えばここだった。
しかし長いこと入っていなくて、もしかして無くなった?かと思っていたら、
店舗の位置が、記憶していた位置と全然違った。普通に営業してた。
パーク内のレストランの中でも派手さは圧倒的だと思う。ピザすき。
ただし上映されている映像は不気味。


【21】プラズマ・レイズ・ダイナー
レストラン。今までずっとトゥモロー・ランド・テラスと混同していた。
というか来たことなかった。
トゥモロー・ランド・テラスはいつも死ぬほど混んでるけど、
こっちは割と穴場だったりするのかな?
暖かさを求めてベジタブルとベーコンのクリームスープを注文。
おいしいが、特にディズニーランド成分はないメニューである。


【22】牛カルビライスコーン
ザ・ガゼーボという名前の店で売っている食品。
アイスクリームのような見た目なのに、
米と肉でガッツリ食えるシロモノ。
前回来た時にふと食べてみたらとても良かったので、リピートした。
トッピングだけ変わったらしく、キラキラしていた。
満足感が高くおいしいのでオススメである。


【23】ミルクチョコレートポップコーン
次は抽選で取れなかったショーの自由席を求めて待機することになるのだが、
そのときに同行者の一人が気を利かせて買ってくれたもの。
チョコレート味は薄いのだが、まあバリバリ食った。


【24】☆ワンマンズ・ドリームII ―ザ・マジック・リブズ・オン
トゥモローランドの舞台でやるほうのショー。
抽選での指定席が取れず、また、一つ前の公演では出遅れて自由席も取れなかったため、
最後の公演に1時間くらいしっかり待機して自由席で鑑賞。
アドベンチャーランドのショーと対比的にこちらはフォーマルかつ重厚で、
仕掛けも派手だし演目がクルクルと切り替わって豪華。
途中で悪役達のショーがあるのだが、白雪姫のお妃が魔女ババアに変身してスタートし、
そのババアがノリノリな振り付けで舞台の火炎装置を使って炎の魔法をブチまけていくところ、
無駄にかっこよくてブチあがってしまった。
アドベンチャーランドのショーとはまた違って良く、ショーの強さを見せつけられた。
なお、ディズニーランドのショーにせよアトラクションにせよ、
「ドナルドダックがドジをやらかして、ミッキーマウスがいいところを持っていく」
という筋書きがやたら多い。
ミッキーさんがカッコいいのは結構なのだが、ドナルドさんがいくらか不憫である。


【25】☆東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ
いわゆるエレクトリカルパレード。
時間ギリギリで回っていたため、座って見ることはできなかったが、
運良く視界を十分に確保できる位置で鑑賞できた。
やはり光るのは強く、人間はピカピカされると脳が喜んでアヘアヘしてしまう。


【26】☆Celebrate! Tokyo Disneyland
最近定番となった、シンデレラ城を使ったプロジェクションマッピングショー。
このCelebrate!は、
ディズニーランドのアトラクションをミッキーマウスが体験していく演出になっており、
その日に、あるいはそれ以前にも各アトラクションを遊んでおくと、
より一層楽しめる内容になっている。
この日はCelebrate!に登場するアトラクションのうちそれなりの数をこなせていたので、
初ランド・久しぶりランドの方にもそこそこ楽しんでいただけたのではないだろうかと思う。
ただ、これも時間ギリギリに向かって立ち見だったため、視界はイマイチ。


【27】悪天中止:ブランニュードリーム
花火。上空の強風だかなんだかで中止になった。
日によっては小雨降ってるのにドカドカ上げてたりするが、
まあこういう日もあるだろう。
エントランスに置いてある情報冊子「Today」に載っているショーのうち、
今回見逃してしまったのはこの花火のみ。
残念ではあるが、一方でめぼしいショーは制覇できてよかったよかった。


【28】◆バズ・ライトイヤーのアストロブラスター
人気アトラクション。
だが内容は意味わからん難易度のシューティングゲームであり、
攻略法を検索するなどもして過去何度も挑戦しているも、
未だマトモなスコアが出せない。
もうちょっと仕組みを詳細に説明して欲しいし、当てやすくして欲しい。
楽しいといえば楽しいので、人気は分かるところ。


【29】◆ジャングルクルーズ
行きたいとは思っていたが、夜になってしまった。
夜は夜なりの演出がある(ホタルということで木々が光る)のだが、
やはり明るいうちのほうが視界がよい気はする。
途中、船長の女性が面白いことをやったようだが、
それを見逃してしまったのが悔やまれる。


【30】◆ミッキーのフィルハーマジック
ドナルドがやらかしてミッキーが全部もっていく典型例。
映像がよく、間違いないアトラクションだと思う。
席が微妙だったのか、3Dメガネの効果が今回はイマイチではあった。
ピーターパンからアラジンの流れ、空中疾走感があってとてもよい。


【31】お土産買って離脱
22時を若干過ぎたくらい。
22時が閉園時間の割にはけっこう居残れるんだけど、どのくらい残れるんでしょうね。
さすがにお土産屋が混んでおり、レジ列も長い。
いつも思うのだが、ランド退園時に見えるディズニーランドホテルの威容はすばらしい。
いつか泊まって連日ディズニーリゾートしたくなりますね。
ただ、今回に限っては、ホテル入り口近くまで工事エリアが広がっていて、
完璧な外観ではありませんでした。


■■■総括■■■
反省点としては、毎度のことながら、
「今回こそはゆっくり遊ぶぞ」と意気込む割に、
やはりショーの時間やファストパスの時間に急かされて、
カツカツのスケジュールにしてしまったこと。
レストランでゆっくりする時間もあったので、まあ及第点と思いたい。
また、途中からショー優先に切り替えたこと自体は大正解だったと思うが、
その分、乗れていないアトラクションも結構あった。
入っていないショップもたくさんある。
特に、スプラッシュマウンテンが休止していたこともあって、
クリッターカントリーには一歩も踏み入れていない。
他にもトゥモローランドであまり遊んでいないし、
トゥーンタウンも外観を見て回ったのみに留まった。
この辺は優先順位によって取捨選択が発生してしまうのは必然なので、
仕方ないことであって、悪いとは思わない。
ただやっぱりクソ広いし、コンテンツ多くてすごい場所だなーと思う。

良かったところとしては、
まず第一にはブルーバイユーレストランの予約にこぎつけたところ。
なしとげたぜ。
次に、今回はチケットの購入まで公式アプリに頼ってみたのだが、
これはうまく行ったし、アプリ抽選でショーが一つ当たったところから
流れをショー優先に切り替えられたのは僥倖であった。
飲食体験も悪くなく、昼はレストランでしっかり食べることができ、
一方で夕飯はレストランに行く時間を作れず食べ歩きで済ましたものの、
これは当初から予定していたため問題ないと考えている。
強いて言えばもう1品くらい変なものを食べ歩きたかったかも。

割と頻繁にディズニーリゾートに来ているため、
だいぶ慣れてしまって新鮮さを失ってしまったところがあるが、
そこに「ディズニーリゾート初心者を案内する」という自主ハードルを設けることで、
勝手に奮起してまた別の楽しみ方ができるのであった。

パーク代金に加えて帽子購入、予約レストランのコース料理、食べ歩きで
金銭的に負担がアレではあったが、それでも東京ディズニーリゾートのサービス品質は
ケタ違いに高くていっそ狂ってると思うので、妥当なコスト感かなと思うのであった。

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