感想 キラッとプリ☆チャン 第49話「さがして、さがして、さがしてみた!」

ウレチケを紛失して探す回
ライブはミラクルキラッツの「SUPER CUTIE SUPER GIRL」


あらすじ
・いきなりライブから。
・ライブは「プリズムストーン特別壮行会」の一環であったと分かる。
・ネクストプリンセススペシャル大会に向けて、ファンを集めてキラッツを応援している。
・ミライの家の前にはおしゃまトリックスが何故かうろうろしており、
 リンカの家ではリンカ母(ジュンコ)がウレチケを狙っているということで、
 ウレチケの管理がエモに任される。
・翌朝、エモが起きるとウレチケが紛失。捜索が始まる。
・過去に登場したキャラクター達が再登場し、キラッツを助けるが、
 結局のところウレチケはエモの帽子の中にあった。
・騒ぎを聞きつけためが姉ぇが、ウレチケを再発行して駆けつけた。
 簡単に再発行できるらしく、探さなくても良かったんじゃんという話に。
・壮行会の日は緊張してガチガチだったけど、
 チケットを探してうろつき回って、色んな人達に助けてもらったら、
 緊張が解けて良かったねみたいな流れに無理矢理する。
・夜、何故かグループKRを着て、アンジュがいるキラ宿タワーを見上げて終わり。


ライブ
・OPが終わるといきなりライブ。
・コーデは個人KR、やってみたアプリは「ファッションショーやってみたアプリ」。
・いつも通り悪くないが、既出。


その他
・チケットを探している際、リンカ母に遭遇するが、この時はウレチケではなく、
 男性プリチャンアイドルユニット「マグマ6」のライブチケットを探していた。
・おしゃまトリックスは大会に出場するキラッツを密かに応援しており、
 家の前をうろついていたのは、妹山に声をかけて、
 キラッツへの応援寄せ書きを作るためだった。
 結局、エモがおしゃまトリックスを疑って捕獲したため寄せ書きはバレてしまい、
 おしゃまトリックスの2人分の寄せ書きしかないまま、キラッツの手に渡った。
・捜索中のキラッツを助けた過去の登場キャラは、クラスメイト3人に加えて、
 でたとこ勝負、ナルシスター、オレンジガールズ、ハナコ(花屋の店長)など。
・捜索時、上記を含むキャラクター達が、
 キラッツに対して「あっちで見たよ」みたいな情報を提供しているが、
 結局チケットは最初からエモの帽子の中にずっとあったので、
 全ての情報はデタラメである。
・メルティックスターは登場せず。
 前回メルティックスターはチケットを捨ててしまったが、
 今回めが姉ぇが再発行したことで3枚余剰があるので、
 それで参戦するかもしれないという意見も。全然燃えない展開だが……。


感想
・酷い回。プリチャン第2クールまでの酷さをここに来て取り戻したかのようだ。
 次回予告の時点で嫌な予感があったが、その通りになってしまった。
・これは最終回の2つ前の回である。
 こんなしょーもない回を入れていい時期ではない。
 それどころか、本来、ものすごく盛り上がってなければいけない時期。
・おそらく、「最後の大会に向けて、最後の成長回」を意図したのだろうが、
 キャラクターの状態を下げて(チケット紛失)、
 それを最後に元通りに戻した(チケット再入手)だけなので、
 何一つ成長はしていない。
・最初にキャラクターを下げて、元通りにするだけの成長回は、
 キャラクターの成長を描写できない駄作アニメにありがち。
・最後の最後で、主役キャラの一人であるエモを、
 若年性痴呆症キャラにしてしまっただけ。
 それを無理矢理フォローしていい話にしようとする、
 ミライとリンカも不自然で不気味。
・過去に色んなキャラクターと作ってきた縁を、
 よりによってこんなしょーもない形で消化するのも含めて、
 あまりにも酷く、もったいない回。
 シリーズの他のアニメと比べて、少ないながらもここまで築き上げてきた資産を、
 考え得る限り最低の方法で消費した。
 放送しなかったほうがマシ。
・強いて言えば、バレンタイン回以降、だいぶ素直になり、
 ミラクルキラッツ応援に回ったおしゃまトリックスが今回かわいいのだが、
 その善意が、自分でチケットを紛失しておきながら人を疑うエモによって、
 無下にされているのもいたたまれない。
・次回はミラクルキラッツとアイランジュが対戦し、
 アイランジュに圧倒されるが、助っ人が現れ、競りかえすらしい。
 どう考えても、今回でその「アイランジュと戦うも、圧倒される」を放送して、
 次回「助っ人が現れ、競りかえし、勝利する」をやるべきだ。
・プリチャン1期は、第3クールがなかなか見所あったものの、
 他がダメで、全体で見て結局ダメっぽい。
 せめて終わり際くらいマトモにやって欲しかった……。

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