映画感想 『Under Siege』(「沈黙の戦艦」、字幕版)

概要

Under Siege (字幕版)(Amazon Prime Video)

2021年9月22日現在、Prime会員特典で視聴可能。

 

1992年の映画。邦題は「沈黙の戦艦」。
イメージしてたよりはだいぶ新しい映画なんですね。
主演のスティーブン・セガールさんが出演する映画は、日本では「沈黙の○○」という邦題でなぜか統一されているそうな。それぞれに繋がりはないんだとか?

 

評価

総合評価:★★★
面白さ :☆☆☆
すごみ :☆☆☆☆
手軽さ :☆☆☆
当ブログにおける作品の評価基準についてはこちら(別記事)

 

序盤は退屈で、終盤に盛り上がるタイプだと思いました。
意外と思いっきりミリタリーもので驚きました。もっと大衆的なアクション映画かと思ってましたね。

 

感想

 上にも書いた通り、ミリタリー映画でした。ほぼ主人公一人の孤軍奮闘ですが、特殊部隊モノに近いように思います。主人公が特殊部隊出身という設定なので当然なんですが……。MP5とかUziとか、ゲームでもよく見る銃器が出てきて楽しいですね。主人公の強さに関しては非現実的でありつつも、全体的には世界観や物語にリアルさを保っているように思いました。そこが魅力なのかなと思います。

 軍を裏切る中佐が気持ち悪くてキツかったです。そう感じさせる演技はすごいんだと思いますが、いかんせん気持ち悪すぎる……。味方も、男だけの作品にしないために投入されたのであろうミス7月が、何も分からずわめきちらすところはキツかったです。要するに足手まといキャラが苦手なんですが、最終的には活躍するようになり、そこはよかった。あとスタイルは確かにすごかったですね……。それ以外の登場人物については、敵も味方もなかなか個性的でカッコよかったです。

 主人公と敵ボスのナイフ格闘シーンがかっこよかったですね。主人公がナイフを使うシーンは大体かっこよかった気がします。銃撃シーンはそんなに……?爆弾の使い方がうまいという設定は、1人で状況を覆せることの説得力を補強していてよかったと思います。

 もっと娯楽性の強いお祭り映画的なものを予想していたら、割としっかりミリタリーな映画だったという感じ。よくできているとは思いつつ、楽しませてもらう感じの作品でもなかったように感じましたね。

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