同人誌解説 『新薬聖書 マシチルコミック』

この記事は何?

 コミックマーケットC99で頒布された『新薬聖書 マシチルコミック』という同人誌について、私に説明できそうなところは解説しようとする記事です!

 以前、この同人誌の感想はブログに書いたんですけども(記事はこちら)、正直マイナーな界隈の身内ネタみたいな内容だったり、私のページにしても自己満足な部分が大いにありますから、私に説明できるところは説明しておこうと思った次第であります。あくまで私に分かる範囲のみですのでご了承ください。主に私、VTuberでじちゃん周りの解説ということです。登場キャラクターや寄稿者全員を紹介するわけじゃないので、出てこなくても嘆かないように!出てこなくて悲しい人は自分で解説記事を書こう!!

 

頒布元

 

上記2件のツイートにあります通り、「雪乃らぎ」さんのBOOTH、「雪乃研究所物資販売所」にて販売中です。印刷物(本)と電子版(PDFファイル)のどちらもありますよ!(2022年1月10日現在)

 

もともとは2021年12月31日に開催されたコミックマーケット(C99、2日目)にて頒布された本になります。

 

手に取られた方はぜひ、感想を #マシチル合同誌(Twitter) でつぶやいてくださいね!

 

解説

 以下の解説は当然ネタバレを含みますので、ぜひ合同誌を手に取ってからご覧になってくださいね!

 

表紙

 ロゴ制作:ふりる・バントライン(非マシーナリーチルドレン)

 ふりる・バントライン:非マシーナリーチルドレン。サメちゃんVTuber。種類はラブカらしい。同人誌の主宰雪乃らぎは、マシーナリーチルドレンであると同時に、新界水族館というグループの関係者でもある。ふりる・バントライン新界水族館の一人。ふりる・バントラインのLive2Dモデリングを雪乃らぎがやっているので、VTuber界隈風に言うと父にあたる。このようにマシーナリーチルドレンの更に子供にあたるVTuberをマシーナリー孫とか言ったりもする。そうすると私はマシーナリー孫から叔母さんとか呼ばれてしまう可能性もある。お姉さんと呼びなさい。

 雪乃らぎ(ゆきのらぎ):マシーナリーチルドレン。雪乃生態研究所の所長。ホムンクルス。長身大人女性の姿とちんちくりんメスガキの姿がある。今回の同人誌の主宰である。絵を描く。デレマスの推しは高森藍子だったと思う。

 ウェザリング三人娘:表紙のイラスト3人は私でじちゃん姫寺まつこ英語ニキの3人のグループであるウェザリング三人娘。私が『KING OF PRISM by PrettyRhythm』の同時視聴配信を3人でやらないかと持ちかけたことで結成された。もっぱらウェザリングと略して呼ばれるが、一般的な語句(プラモデルの技法とか)と混同しやすいので個人的には正式名称を推奨したいところではある。

 でじちゃんマシーナリーチルドレン。私です。本名は出羽次郎子(でわじろこ)で、苗字と名前の頭を取ってでじちゃん。プリティーシリーズ(プリティーリズム、プリパラ、プリチャン、プリマジ)が好きなアイドル。たま~~~~~に動画投稿したり、たま~にゲーム実況しているVTuber。最近は映画観て感想ブログ上げてる頻度のほうが高い気がする。あとは固いグミが好き。たまに一人でディズニーリゾート行ったりしている。もっぱらTwitter在住。アイマスの推しは秋月律子。

 でじちゃんの核ネタ:でじちゃんは投稿動画の2個目で、「Fallout 3」というゲームの核不発弾起動イベントを題材にしたため、核爆弾ネタが印象付いている。自他ともにこのネタを擦っている。この2個目の動画の最初のセリフ「でじちゃんよ。核を使うわ。」はVTuberでじちゃんにおける瞬間最大風速であったともされる(自称)。なお「Fallout 3」はめっちゃ好きなゲームなので、その後ゲーム全編を実況配信し、この核不発弾起動イベントのところも再プレイした(この配信についての記事はこちら)。

 姫寺まつこ(ひめでらまつこ):マシーナリーチルドレン。現職SEであり、配信に役立つツールを数点作っている。同時視聴配信に便利な「姫寺タイマー」など。アラサー。美男子や小動物に目がない。デレマスの推しは高垣楓だった気がする。

 英語ニキマシーナリーチルドレン。英文法を極めんとしている不思議の国出身の14歳。労働に明け暮れていることが多い。デレマスの推しは輿水幸子。

 

裏表紙

 マシーナリーとも子ボードゲーム「票田大作戦」:マシーナリーとも子公認のもと、魂川りんりが作成したボードゲーム。私も開発時のテストプレイに参加しました。よくできており、拡張セットも販売されている。初回プレイはルールを読みながら1プレイで2時間くらいかかってしまう濃厚さが欠点ではあるが、それだけのプレイに耐えるしっかりしたゲームである。マシーナリーとも子のYouTubeに登場するVTuber達のほか、私達マシーナリーチルドレンもカードとして登場するたのしいゲームです。

 魂川りんり(たまがわりんり):マシーナリーチルドレン。大宇宙倫理の会という教団の教祖。絵を描くしボードゲームも作る。実はビデオゲームもうまい。上記「票田大作戦」や、名画をマシーナリーチルドレンでパロディした作品群(マシチル集合絵など)を作成している。詳しくは彼女のTwitterやPixiv、BOOTHを参照。上記のような活動内容もあり、おそらく最もマシーナリーチルドレンを把握できているし、マシーナリーとも子周辺にも詳しい。次項の「マシーナリーチルドレン相関マップ」を作成できたのもその知識ゆえであろう。私の中のマシーナリーチルドレン重鎮3人の1人。

 

「マシーナリーチルドレン相関マップ」

 寄稿:魂川りんり

 マシーナリーとも子:言わずとしれた我らが母。モバマスの池袋晶葉ちゃんを布教するために2日でVTuberとなった記事でも有名。その後も個性的なVTuber活動を続けており、個人の専業VTuberでちゃんと生計を成り立たせている稀有な存在。収入源はFanboxの支援や時々やっているライター業っぽい。継続的に動画投稿をしているだけでなく、外伝小説を書いたり漫画や同人誌を描いたり、時には楽曲作成を嗜んだりもしており、そのバイタリティには普通に敬服する。彼女の出版した「VTuberのはじめかた」を読んでVTuberとなった者の一部がマシーナリーチルドレンを自称している。

 「VTuberのはじめかた」:我々マシーナリーチルドレンからは聖書とも呼ばれる。扱っている内容の初歩のレベルであるものの、Live2Dの作り方の基本的なところや、YouTubeへの動画アップロードの仕方など、必要な手順が全て網羅されている。「とにかく一度やってみること」を重視しており、本に書いてある通りにすれば本当にVTuberになることができた。今となっては情報がやや古いものもあると思うので、適宜自分で調べて補正すべきかもしれない。また、出版社が無くなってしまっているので、在庫は市場にある限りらしい。そのため通販などで微妙にプレミア価格がついていることがある。

 バーザム:マシーナリーとも子マシーナリーとも子になる前のハンドルネーム。

 ハンバーザム:ハンバーガーとバーザムによる同人サークル。

 ハンバーガー:ハンバーガーちゃんの作者。マシーナリーとも子の関係者であり、マシーナリーチルドレンとは特に関わりはない。

 

 マシチルDISCORD:マシーナリーチルドレンのうち、希望者が集まっているDISCORDのサーバー。DISCORDとは、テキストチャットおよびボイスチャットの使えるツールである。マシーナリーチルドレンに限らず、連絡ツールとして利用しているVTuberは多い。マシーナリーチルドレンは逆張りがちの陰キャが多く、DISCORDサーバーの作成は割と遅れたが、英語ニキの発案で作成された。さほどVTuber活動に関する会話はなされておらず、退廃的で享楽的なサーバーと化しており、当の英語ニキなどはもはやほとんど姿を現さない。VTuber活動をしていないユーザーほど常駐しているフシがある(ちくちく言葉)。とはいえハードウェアに詳しいユーザーやLive2Dに詳しいユーザー、VR機材やVRoidなどに詳しいユーザーがおり、その辺の相談をする時は実際かなり頼りになる(PC購入や新モデル作成など)。実は非マシーナリーチルドレンもちょいちょいいる。頼めば入れる。

 こぼね:こぼねちゃん。古代アトランティスの生き残りのお嬢様。この図ではマシーナリーチルドレンの外側にいるが、これは彼女が「VTuberのはじめかた」を実は持っていないからである。ただ、別に持ってなくてもマシーナリーチルドレンを自称してもいいっぽい風潮はあり、こぼねちゃんは大抵マシーナリーチルドレンとして扱われている。

 映画水泳部こぼねちゃん、清水紙魚子サイバーヤスデによるVTuberグループ。映画とあるとおり、たまに同時視聴配信をしている。たしかウェザリング三人娘に対抗して結成されたグループだったような気がする……。配信にはたまに那須藤高が参加することがあったが、あくまで映画水泳部としては認められていないらしい。

 万亀鶴千代(まきつるちよ):千鶴帝国の軍人。かなり屈強。相関マップにおいて、那須藤高の名前の下に薄い字で書いてある人物。那須藤高はもともと万亀鶴千代としてデビューし、その後、今のように那須藤高に切り替わった。万亀鶴千代として演じることにいくらか葛藤があった様子。那須藤高はわりと完璧主義っぽい。万亀鶴千代も、今もイラストやVRoidモデルとしての活躍はある。デレマスの推しは松尾千鶴。

 那須藤高(なすふじたか):マシーナリーチルドレン。千鶴帝国の摂政。彼はVTuber的な活動をほぼ終えており?、万亀鶴千代として活動開始した時に開設したYouTubeチャンネルは既に閉鎖したようだ。類を見ない独特な動画が投稿されていたので惜しまれるところである。この同人誌の原稿にもある通り、彼が住む千鶴帝国には綿密な設定がなされており、たぶん万亀鶴千代の初期動画の頃の設定は、現在の設定にそぐわないのであろうと思われる(マシーナリーとも子に敵対したりしていた。私は忘れないぞ)。とはいえ他のVTuberの配信に参加したりの活動はある様子で、またVR的な活動にも積極的に見える。PCスペックが高い。デレマスの推しは鷹富士茄子。たしか朱身ゆづなや悪野平穏などは那須藤高が勧誘しており、マシーナリーチルドレンの中に那須藤高界隈みたいなものが形成されてる感じがある。

 千鶴帝国:上記万亀鶴千代那須藤高が生まれ育ったとされる帝国。ハワイのあたりにあるっぽい。この同人誌に那須藤高本人による渾身の設定資料が掲載されているので詳細はそちらを参照。

 ダーティシンク:これまたウェザリング三人娘に対抗して魂川りんりが提唱した、魂川りんりヤケクソうさ子のグループ名。特にVTuber的な活動はしていなかったが、最近コラボでゲーム実況をしていたので、立派なグループである。名前の由来は、二人の共通点として「キッチンシンクが汚い」がちであることから。きたない。

 ヤケクソうさ子マシーナリーチルドレン。地球にやってきた14歳の宇宙人。宇宙人なので人権がなく、労働している。独特なイラストや動画、実況が持ち味。スーペリアうさ江やデーモンなどのキャラクターも登場。私の中のマシーナリーチルドレン重鎮3人の1人。デレマスの推しは福山舞。

 福田ナオ絵:毎日漫画投稿をするTwitterアカウント。もはやマシーナリーチルドレンやVTuberではないと言える。前身はマシーナリーチルドレンである福田ナオ(前身と言っても、アカウントは別々に存続している)。絵を毎日投稿することを始め、漫画アカウントとしての存在を確立した。

 福田ナオマシーナリーチルドレン。超有能バーチャルメイド。乳首と承認欲求がビンビン。かなり攻めた芸風の動画投稿や実況配信をしていた。私の中のマシーナリーチルドレン重鎮3人の1人。今はもっぱら上記の福田ナオ絵アカウントを運営している。マシーナリーとも子のFANBOXコンテンツのひとつ、マシーナリーともコミックに寄稿したこともある。

 虚気エイル:非マシーナリーチルドレン。しかしマシチルDISCORDサーバーにいる名誉マシーナリーチルドレンみたいな人物。エナドリ色。マシチルDISCORDより以前からProject WinterをプレイするためのDISCORDがあり、マシーナリーチルドレンとはその頃からの付き合い。ゲームがうまい。忙しいらしく活動は怪しい。

 Project Winter:雪山から脱出する正体隠匿ゲーム。雪山人狼と呼ばれることがある。アクション要素が大きいため個人的にはあまり人狼ゲームっぽくないとは思っている。相関マップの中の雪山コラボとはこれのことである。一時期マシーナリーチルドレンの中でかなり流行った。私もプレイしたことがある。同人誌に寄稿されているあずさんも、このProject Winterでマシーナリーチルドレンと交流があった。

 猫熊々(まおゆうゆう)、もんべ:非マシーナリーチルドレン。よくマシーナリーチルドレンと間違えられるらしい人達。いずれも姫寺まつこの知り合い。

 桃ちゃん、ミラナ・ラヴィーナ:非マシーナリーチルドレン。いわゆる母親にあたるイラストレーターのyuraさんが「VTuberのはじめかた」を読んでいたということで、マシーナリー孫として捉えることもできる。私がキンプリシリーズの同時視聴に巻き込んだことで、ウェザリング三人娘とそれなりに継続的な関係がある(それ以前からも個々の交流はあった)。

 

「マシチル☆センターモノクログラビア」

 寄稿:雪乃らぎ

 ゴッドボディゆづな(朱身ゆづな):マシーナリーチルドレン。ただしほとんど活動はない。ナイスバディのイラストだ!このVTuberは誰?と思っても、活動は追えないのであしからず。那須藤高の界隈。もっぱらマシチルDISCORDに常駐しており、この人がいるチャンネルはすごい勢いで流れる。マシチルDISCORDはチャンネル数が増え続けているので、自分が見ないチャンネルは適宜ミュートする必要がある。

 

ツナ瓶さんの漫画

 寄稿:ツナ瓶

 ぐるマシーナリーチルドレンツナ瓶さんのVTuberで、YouTubeチャンネルはぐるちゃんの名義になっている。ツナ瓶さん本体は、漫画に登場する魚有赤美の頭についている魚らしい。ツナ瓶さんは独特な画風を持ちLive2Dに詳しいのと、あとゲームがうまい。マシチルDISCORDで何かしら対戦ゲームなどする場合(それこそProject Winterとか)、基本的に警戒すべきは魂川りんりツナ瓶さんだと思っている。あとは稀にいる虚気エイル。漫画はどうやら、ツナ瓶さんが大量にLive2Dモデルを作ることを題材として世界観に落とし込んでいるようですね。

 

凸星ぽここさんのイラスト

 寄稿:凸星ぽここ

 凸星ぽここ(でこぼしぽここ):マシーナリーチルドレン。地球に墜落した宇宙人。たしか惑星3個ぶんとかそういうレベルの質量があるって言ってた気がする。墜落する時には姫寺まつことおでこで衝突したとか。姫寺まつこ頑丈だな……。そんでもって姫寺まつこと姉妹である。深く考えてはいけない。なおリアル家族だそうで、同居だそうな。絵を描く人であり、私が長年愛用しているTwitterのアイコンは凸星ぽここ先生の作である。

 

本格架空史SF 「鶴千代を出せ!」

 寄稿:でじちゃん

 私の寄稿なのでしっかり解説したいと思います。でじちゃん、那須藤高万亀鶴千代の説明については以前の項目を参照ください。

 まずやりたかったことは、三段組みにして、すべての段を同じセリフ「鶴千代を出せ!」で始めることです。逆に言えばそれだけで、それ以外の文章は適当に埋めただけとも言えます。最初の構想では、6ページ見開きで使わせてもらって、各見開きページの頭が「鶴千代を出せ!」になってるとページをめくった時に面白いかなと思ったのですが、そこまで文章を膨らませる内容もないし、せっかくの合同誌でしょーもない文章が6ページも場所を使うのはよくないだろうと判断して、三段組みの1ページにしました。正解だったと思います。あるいは身内ネタが多く、説明しないと伝わらないかな~と思い、説明ページをつけてもいいかなと思いましたが、それもやはり蛇足だろうと思って断念しました。結局、このように解説を書いているわけですが……。

 「鶴千代を出せ!」とは、上に説明ツイートを引用したように、那須藤高に対して万亀鶴千代の出番を要求する時のセリフです。主に私が使っています。気に入って再三にわたり使っていました。始まりは、那須藤高万亀鶴千代が同一のTwitterアカウントに混在していた頃、Project Winterでは那須藤高のほうがプレイすることから、そこで使い始めたんだったかもしれない。ボイスチェンジャーとかそのへんの都合です。お察し下さい。

 一段目について。本格架空史SFというのは適当です。本格つって本格であることない。分かりにくいと思いますが、タイトルの「鶴千代を出せ!」が出羽次郎子(私)のセリフにもなっています。ここでの「鶴千代を出せ!」は、本来の意味通り、那須藤高に対して万亀鶴千代の出番を要求する意味合いで使われています。「執務室」だとか「牢屋のような区画」だとかはでっちあげです。那須藤高の口調も適当。マジメっぽい文体だけどロクな内容ではない。摂政というのはすごく偉い人なので、そんな人の個室まで押しかける私はとんでもないことをしています。

 二段目について。ここでの「鶴千代を出せ!」は、「万亀鶴千代を牢屋から出せ」という意味で、那須藤高から衛兵たちへの命令になっています。このあと何回か眉についての言及がありますが、それは那須藤高が太眉キャラを好きっぽいので擦っているだけです(例:デレマスの松尾千鶴)。万亀鶴千代は精強な人物なので、痩せ細ったりするのは違うな~と思ってそのままで登場させました。立ち絵というのは、VTuber用語みたいなところもあるのですが、ようはメインビジュアルのことですね。ここで描かれている通り、私が「鶴千代を出せ!」と言う時、特に深い用事はないです。二段目の最後に核弾頭の話が出ますが、千鶴帝国の核弾頭保有については、以前那須藤高に聞いたことがあったような気がするのでネタにしました。実際、のちのページの千鶴帝国資料にも触れられていますね。「一体誰がこんなことを……。」というのは、表紙の項目で説明したでじちゃんの2個目の投稿動画にて、核不発弾を起動したあとにでじちゃんがすっとぼけて言うセリフ。つまりでじちゃんが千鶴帝国の核弾頭を誤爆させて千鶴帝国を滅ぼしたという文脈になりますが、さすがにそれはでじちゃんの工作員スキルが高すぎるし、ここは文章の尺もあるので、やはり適当なでっちあげということで……。でじちゃんから千鶴帝国に対する恨みも特にないです。ただ次の段に続けるために千鶴帝国を滅ぼす必要があった。要するにこれ↓

 三段目について。ここからSFパートです。ここでの「鶴千代を出せ!」は、鶴千代という名前の宇宙戦艦を出発させろという、メタル藤高閣下による部下への命令になっています。メタル藤高閣下も、宇宙戦艦鶴千代も、当然でっちあげです。これで「出番を作れ」「牢屋から出せ」「船を出発させろ」というそれぞれ違う意味で「鶴千代を出せ!」を3回使えたわけですね。強引ですね。あとは適当にSFっぽく書いています。「VRチャ……メタバース世界」のところで言いかけているのは、もちろんVRチャットです。那須藤高はよくVRチャットで遊んでいるので、そこに那須藤高のデータが残っていたという設定です。メタバースという単語がにわかに盛り上がってきているので、流行に乗って単語を使いました。ネオ千鶴帝国とか宇宙に出る展開とかも適当です。眉毛については二段目と同様、太眉好きいじりです。以上、完結!

 そんなわけで、マジメな内容など何もなく、1ページ使った那須藤高いじりのようなものであることがご理解いただけたでしょうか。架空とはいえ千鶴帝国を爆散させたあげく亡き人にしてごめんね!この場を借りて謝罪させていただきます。

 

「マシチルクエスト」

 寄稿:らゆゃととら

 らゆゃととらマシーナリーチルドレン。カマキリの怪人。多数のキャラクターが登場するアニメ風動画投稿ほか、マシーナリーチルドレンを大量に登場させたMiitopia実況など。任天堂のゲームに詳しい。絵を描く。最近、動画に登場するキャラクターによる漫画アカウントも立ち上げた。

 

 「魔王でじちゃんの手により世界は核の炎に包まれた!」:1コマ目のナレーション。私の寄稿ページに続き、2ページ連続で核爆発が起きた問題のシーン。でじちゃんの核ネタの由来については、表紙の項目を参照。のちのページでは、核ではなく、「カク」という名前の爆裂魔法であると説明されている。ここでも「あら~」「誰が一体こんなことを…」と発言している。「あら~」は、たびたび説明している私の2個目の動画にて、核不発弾を起動した直後の私のセリフである。

 蛇崩アケミマシーナリーチルドレン。料理系VTuber。手抜き料理、洗い物を出さない料理に定評があるほか、本人が相当な大食漢であり、とんでもない量の食料を摂取している様がある種コンテンツ化している。ショタコンでもある。そのへんがコミカライズされておりますね。

 英語の学習参考書:英語ニキはとにかく英語の学習参考書を買い集めている(他の種類の本も相当買っている)。

 カレーメシ:魂川りんりはカレーメシにこだわりがあり、以前カレーメシでいいとこ行ったらしい(?)。ただし専門は電子レンジ調理だった頃のカレーメシだそうで、今の熱湯を使うカレーメシはちょっと本調子ではない様子。

 スカウト時効果、ハンバーグ寿司:魂川りんり制作の「票田大作戦」の用語。

 I’m 神:朱身ゆづなはことあるごとに自分が神であると主張する。先述の通りVTuber的な活動は乏しいので、もっぱらマシチルDISCORDで見られるネタ。

 VRC:マシーナリーチルドレンはVRチャットを嗜む勢力がそれなりにいる。那須藤高の他には凸星ぽここブルーカラーぬまそなど。魂川りんり姫寺まつこちょろこなども。他にもいるし、私もデスクトップモードなら参加したことがある。

 ロシア語ニキ:那須藤高のこと。那須藤高はロシア語が結構できる。一時期ロシアに滞在していたこともある。また、一時期は英語ニキにロシア語でやたら絡んでいた。

 ちいちゃん、さなちゃん:でじちゃんの動画に登場するキャラクター。この漫画にはちいちゃんのみ登場する。なお、漫画内でちいちゃんとさなちゃんの名前がたびたび混同されており、以下のように訂正ツイートもなされているが、私自身もよく間違えるのであった。

 惑星3個分の質量:凸星ぽここの質量。密度を考えると重力とかすごいことになってませんか?深く気にしてはいけない。宇宙ヤバイ。

 吸い:姫寺まつこの奇行。小動物(ねずみちゃん)を見ると吸いにかかる。特にポケモンのデデンネが好きで、持っているぬいぐるみを実際に吸っているらしい。

 

「山科ひびやちゃん絵日記」

 寄稿:山科ひびや

 山科ひびやマシーナリーチルドレン。14歳の……サイボーグ?変身ヒーロー?14歳が多いですね。声を出せないことが多く、マシチルDISCORDではほぼ聞き専。寄稿内容の通りVRチャット勢でもある。デレマスの推しは南条光。

 

しろいおもちさんの3コマ漫画&しまりんのおえかきコーナー

 寄稿:しろいおもち(&しまりん)

 しろいおもちマシーナリーチルドレン。シンプルな造形をしており作画コストの軽減に定評がある。人間態もある(らゆゃととらさんの原稿にも登場)。しまりんとはリアル母子。医療系に強い。ライブアライブが好き。デレマスの推しは夫婦揃って三船美優だった気がする。

 しまりん:しろいおもちチルドレン。マシーナリーチルドレンに入るのだろうか?リアル児童。しろいおもちさんの助力で動画も数点出ている。

 

「マシーナリーチルドレン バブ化計画」

 寄稿:あずさん(非マシーナリーチルドレン)

 あずさん:非VTuber、非マシーナリーチルドレン。今回の寄稿者の中で唯一、マシーナリーチルドレンおよびマシーナリーとも子本人以外の方。

 

 おしり:こぼねちゃんはおしりが好き。

 パック剥き:カードゲームのパックを開封すること。マリガン=ツバサはマシーナリーチルドレンで、カードゲームが専門。

 何が起こってますか?何が起こってますか?:これ私のセリフなんだけど、ちょっと記憶が定かでない!おそらくProject Winterをしていた時の発言ではないかと思う。正体をごまかそうとして変な発言になってたのではなかろうか。あずさんはサイバーヤスデ魂川りんりなどのProject Winter動画をご覧になっていたということなので、おそらく。あと、私も1回Project Winterをご一緒させていただいたことがあるので、その時に口走ったのかも……。

 オタクの皆さんこんにちは:英語ニキの挨拶。

 日光浴をする者:福田ナオが以前、インターネットに一時流れていた肛門日光浴というのを試したという話から。たしかそんな話があったと思う……。

 包丁を握るが皿は洗わない者:ヤケクソうさ子。イラストで包丁を持っており、ムカつく上司などを時々刺している。そしてキッチンシンクはなかなか綺麗にできずにいつも苦しんでいる。

 怪談をする者:山科ひびや。怪談が好きとのこと。

 オーファン:コマンダーグリーンの挨拶。ときメモが元ネタらしい。

 バナナ、プリパラ筐体、怪しい草、ゴリラ女子高生、リングフィットコントローラー:次のコマで赤子化したマシーナリーチルドレンが没頭しているものの一例。バナナは由井河あきらが最近毎日食べているもの、プリパラ筐体を遊んでいるのは凸星ぽここ、怪しい草を持っているのは古歌院鞠花、ゴリラ女子高生を持っているのは悪野平穏(web漫画「ゴリラ女子高生」に携わっているとのこと)。

 催眠アプリ、スタンド:魂川りんりは催眠アプリものが好きらしく、自分で画像を作っていた。ジョジョも好きで、オリジナルのスタンドをVRチャット用のモデルに仕込むまでしていた。

 

千鶴帝国の資料

 寄稿:那須藤高

 千鶴帝国の設定については私が語る必要もないので、原稿を参照。千鶴帝国という名前はもちろんデレマスの松尾千鶴から来ていると思われる。あとミリマスの二階堂千鶴も好きらしい……。

 遺伝子(つぐこ):千鶴帝国の皇帝。設定とイラストはあるがVTuber的な活動はない。はず。皇帝だが淫乱という設定を聞いたことがある。この人の代わりに政治をしているのが摂政の那須藤高ということになるはず。

 NIKIPEDIA:いうまでもなくWikipediaのもじり。ロゴマークにはマシーナリーチルドレンを印象付ける語句が並んでいる。核とか。

 

 なお、画像が見にくいかもしれないということで、那須藤高のTwitterに補完あり。

 

ロボット「トルクアータ」の三面図資料、イラスト

 寄稿:清水紙魚子

 清水紙魚子マシーナリーチルドレン。眼鏡でおさげの委員長スタイルに白衣。生物方面に強く、昆虫などを題材としたためになる動画を多数投稿している。今回の寄稿はロボだけど、ロボもそういえば昆虫っぽい気がする。

 

こぼねちゃんのグラビア

 寄稿:こぼね

 イキすぎ:こぼねちゃんは割と淫夢厨。ンアッー

 

「マシーナリーとも子殺人事件」

 寄稿:魂川りんり

 マシーナリーとも子が死んだ:この話は「マシーナリーとも子10周年 シンギュラリティトークショー」が元ネタ。実際に行われたトークショーである(私も聞きに行きました)。もともとマシーナリーとも子が販促ポップとして使うために制作した「会えるマシーナリーとも子」という作品があり、それがトークショーに際して分解、パーツごとに分けて参加者にプレゼントされたことを、「マシーナリーとも子が死んだ」と表現しているわけ。なお、解体されたのは「会えるマシーナリーとも子2」が作成されたからである。

 

 池袋晶葉ちゃんに投票しろ:マシーナリーとも子の活動の原点。アイドルマスターシンデレラガールズにはキャラクターの選挙があるので、そこで池袋晶葉ちゃんに投票する人間(票田)を増やすためにVTuberとなったのである。これをちゃんと原稿に入れてくるところが魂川りんりのしっかりしてるところだと今思いました。

 桃戸メリー、めろじゅ~:魂川りんりの動画やイラストに登場するキャラクター。あるいはVRチャット用のモデルとしても用意されている。

 サイバーヤスデに囲まれた密室空間:サイバーヤスデの体長は自由に伸び、足は自由に増えるらしい。なので密室も作れるのであろう。

 死因は四肢を切断されたことによる失血死:四肢を切断というのは、上述の通り、「会えるマシーナリーとも子」がバラバラに分解されたことを意味する。トークショーのことを知ってる人はここで察しがつくかも。

 この中にいるマシチルの人は挙手して:中の人などいない。トークショーはもちろん現実で行われたが、身元を明かすことをできないのがVTuberである、ということであろう。私の場合はプロデューサーを代わりに行かせましたが……(さっき聞きに行ったって自分で言っただろ)。

 2019年の7月15日なんだ:最後のページでもあらためて日時が掲載されていますが、これはトークショーの日時。トークショーを知っている人は更にここで確信を深める。

 わたしは殺してないわ:でじちゃんが言いそうなセリフ。殺してても殺してなくてもこう言う。

 乳首に誓って:福田ナオといえば乳首ネタ。

 三重県にいたから殺せるわけないよ:ヤケクソうさ子は三重県在住である。マシーナリーとも子は殺していないが、明らかに別件で返り血を浴びている。

 軽い音を聴いただけで死んでしまう:マシーナリーとも子の動画および外伝小説に登場する生物「トルーテンイルガーシカ」のこと。

 徳ハンドスピナー、徳ヨーヨー:以前マシーナリーとも子がTwitter上の企画で優秀者にプレゼントしたグッズ。徳ヨーヨーは私持ってます!!(自慢)

 ドラゴンカーセックス:マシーナリーとも子のオリジナル漫画「車と竜人のこども カードラゴニュートちゃん」は、ドラゴンカーセックスで生まれたキャラクターが主人公である。

 事件の様子を録画してました:セリフを発しているのは矢季弥生。写真系のマシーナリーチルドレンである。

 

「サイバーヤスデ対メカサイバーヤスデ」

 寄稿:ブルーカラーぬまそ

 映画水泳部那須藤高の組み合わせでゴジラなどの怪獣映画を同時視聴していたことから、それにちなんで怪獣映画のポスター風なんだと思われる。

 

「作業通話にて」

 寄稿:悪野平穏

 マシチルDISCORDサーバーの作業通話ボイスチャンネルによく集まる人達が登場しています。私はほとんど顔を出さないため登場せず。山科ひびやはもっぱら聞き専(テキストチャット利用)、たまに喋るときでも機械音声なので吹き出しが四角い。他にも四角い吹き出しの時はそういう感じ。

 作業通話①:作業通話チャンネルは今ではいくつか分かれている。人数制限のない作業通話①では人が集まりすぎて騒がしくなりすぎたり、画面共有でゲームを始めたりする人がいることから、より集中して作業に取り組みたい人にとっては若干不本意なことがあるようだ。実際の使い分けについては私は詳しくないので分かりません。

 福田ナオ凸星ぽここの後ろ姿:マシーナリーチルドレンの中で、創作者としての在り方として福田ナオ凸星ぽここに憧れてその背を追っている……みたいな描写かなと読解します。これ私が説明しようとすることじゃないな……。

 兎革ユルシナ:最後のコマにいる兎のようなキャラクター。悪野平穏が準備中のVTuberである。悪野平穏とは別にTwitterアカウントが開設されている。悪野平穏が「かわいいとは何なのか」と問いかけ、できるだけ一般的な感性に寄せようと苦心しながら作り上げていく様子がマシチルDISCORDで見られた。

 

「マシーナリーとも子スペシャルコメント」

 寄稿:マシーナリーとも子

 マシーナリーとも子が私達マシーナリーチルドレンを認識してくれているのが嬉しいですよね。そもそも「マシーナリーチルドレン」というTwitterリストをマシーナリーとも子本人が作成しており、それに追加されることもまたマシーナリーチルドレンであるか否かの判断の一つになっていたとは思います。池袋晶葉ちゃんに投票しましょう。(私は投票期間だけプレイし、大した量ではないけど池袋晶葉ちゃんに投票しています。他のマシーナリーチルドレンは別に推しがいたりするので、池袋晶葉ちゃんに投票してるかどうかは不明。)

 

巻末コメント

 寄稿:雪乃らぎ(寄稿者それぞれのコメント文章は寄稿者本人による)

 特典デジタルコード:ツナ瓶さんの巻末コメント。現時点では無意味なコードであるが、逆に今後なにかしらの割引クーポンとかとして利用するつもりだと言っていました。

 那須藤高をさがしてみよう:那須藤高の巻末コメント。実際に雪乃らぎさんの計らいにより、隠れ藤高が仕込まれている。那須藤高の原稿ページのうち、下部に空欄のあるページには模様が挿入されているが、そのうち59ページの模様にうっすら混じっている那須藤高のことだと思われる。

 DJ:悪野平穏の巻末コメント。マシチルDISCORDには何人かDJをする人がおり、たまに通話でDJをやっている。マリガン=ツバサ姫寺まつこ真楠クロマなど。悪野平穏も始めたらしい。

 

総括

 以上!少しでもネタの補足になり、この同人誌を楽しみやすくなったら幸いです。

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