ゲーム感想 『鏡のマジョリティア』

概要等

『鏡のマジョリティア』配布ページ(BOOTH)
2024年6月14日公開

「専門用語まみれのカードゲームを、ルールをまったく知らない主人公としてプレイする」という個性的な設定に惹かれるフリーゲーム。
私はVer1.03の時にプレイしました。(2025/1/1現在、ver1.08a)

 

評価

総合評価:★★★★★
面白さ :☆☆☆☆☆
すごみ :☆☆☆☆
手軽さ :☆☆☆☆(プレイ時間:10時間)
当ブログにおける作品の評価基準についてはこちら(別記事)

 全てが想像以上に良かった。「ルールを知らないカードゲームを推理しながら遊ぶ」というところに興味を惹かれて遊んだけども、その部分で期待を裏切られなかっただけでなく、ストーリーやキャラクター、ひいてはカードのフレーバーテキストなんかも良かったです。

 カードゲームの経験がある人、ホビーアニメが好きな人に特におすすめ。

 

感想

 ゲーム情報サイトAUTOMATONさんの以下のポストでこのゲームを知りました。(AUTOMATONさんはBlueskyにも告知アカウントがありますよ!)

“ルール解読”カードバトル『鏡のマジョリティア』PC向けに無料公開。主人公だけが、カードゲームのルールも単語も知らない

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— AUTOMATON(オートマトン) (@automaton-media.com) Jun 15, 2024 at 19:32

 

 配布ページには「ゲームクリアまで8~10時間を想定しています。」とあり、実際に私も10時間でクリアできました。このくらいのボリュームで、楽しくて独特な体験ができるゲームが一番いい。同じく配布ページには「エンディングまでの難易度は高めです。」ともあり、特にカードゲーム経験が一切ないような人だと、クリアまでにかなり苦労する可能性はありそうです。

 

 同ジャンルのゲームとして、作者さん(Twitter)が「7 Days to End with You」や「Chants of Sennaar」を挙げていました。「Chants of Sennaar」を実際にプレイしてみて、なるほどこういうジャンルのゲームが元々あったんだな~と納得。このジャンルを、カードゲームというテーマに落とし込んだ着眼点と手腕が素晴らしいと思いました。

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