概要等
『少女☆歌劇 レヴュースタァライト 舞台奏像劇 遙かなるエルドラド』(公式サイト)
Nintendo SwitchおよびPC(STEAM)
2024年8月8日発売
TVアニメおよび劇場版アニメ『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』のノベルゲーム。フルボイス。
私はNintendo Switch版でプレイしました。
評価
総合評価:★★★★
面白さ :☆☆☆☆
すごみ :☆☆☆☆
手軽さ :☆☆☆☆(プレイ時間:7時間)
当ブログにおける作品の評価基準についてはこちら(別記事)
TV版・劇場版の出来が非常によい作品であるものの、ノベルゲームということで抵抗感がありましたが、遊んでみればちゃんとしたクオリティがありました。フルボイスに気合を感じるし、しかも倍速をかけられる親切設計は高評価。それでもやはりノベルゲームというところで星5には届かないところ。シリーズのファンには十分勧められる作品です。
感想
(プレイしてしばらく感想を書かず放置してしまったので、細かいところは全然覚えてません。すみません……。)
TV版・劇場版レヴュースタァライトの正統な続編と言える作品になっていると思います。そこが何より嬉しい。ネタバレ厳禁みたいな空気だし、私もここで内容を具体的に言うつもりはないのですが(覚えてないし)、TV版と劇場版を視聴済みのファンにはぜひ、『遙かなるエルドラド』を最後までプレイしていただきたいですね……。
私個人としては、TV版で残っていた謎が解消されたという感覚ですね。名前と顔くらいしか出てこなかったジュディ・ナイトレーさんが大いに描写されるので。そして劇場版より先の話、見てみたくないですか?ファンだけどノベルゲームはちょっとな……と思って見送っていた方も、ぜひご検討ください。ちなみに本編のプレイ動画配信はガイドライン(公式サイト)で禁止されてるので自分でプレイするしかない!
ノベルゲームといっても、最初に4つ分岐があって、そのあとはひたすら読むだけなのでゲーム性はないです。ルート回収とか考えなくていいのは気楽でもある。懸念点としては、いずれの分岐であってもTV版・劇場版で強調されてきた組み合わせとは異なる2人組が主役となること(そして分岐が4つ×主人公が2人ということは、九九組のうち1人だけ出番が少ないということ……はい、海外にいる神楽ひかりさんですね)。舞台をやる人達なので、普段の仲良しとは違う人とダブル主演になることもあるよね、ということで。TV版・劇場版では結局のところ戯曲スタァライトばっかりなので、他の舞台をまるごと一つ演じている九九組のみなさんはかなり新鮮!主役となる2役以外もフルボイスなので、脇役の演じ方も見られて面白いです。9人×9役のボイスがあるのはすさまじいよ……。
そして舞台創造科(裏方)もだいぶ掘り下げがありますね。特に名前つきでTV版・劇場版に出てきてる2人。理想を言えば『遙かなるエルドラド』もアニメで作って欲しかった気持ちはありますけど、ノベルゲームだからこそ搭載できる情報量で、レヴュースタァライトの世界を補完している!
あとはやっぱり、ネタバレに踏み込んじゃいますけど、最後までプレイすると、すごいです。期待を超えてくるものが収録されていましたね。TV版・劇場版を視聴済みで『遙かなるエルドラド』は未プレイという方、ぜひ最後までプレイしてください!後悔はしないはず。