映画感想 『コララインとボタンの魔女』

※訂正 2021年2月24日0:15頃

 「CGアニメ」と記載していましたが、「ストップモーションアニメ」が正しいです。

 この作品の重要な部分を誤記しており、申し訳ありませんでした。

 

作品概要

『コララインとボタンの魔女』(原題『Coraline』)

2009年に公開されたアメリカのストップモーションアニメ映画。日本での公開は2010年。

上映時間は1時間40分。

私は字幕版で観ました。

 

2021年2月23日現在、Amazonプライムビデオで見放題。(リンク

 

総合評価:★★★★
面白さ :☆☆☆
すごみ :☆☆☆☆☆
手軽さ :☆☆☆☆
当ブログにおける作品の評価基準についてはこちら(別記事)

 

あらすじ・紹介

 主人公の女の子・コララインは、両親と共に新しく引っ越してきたばかり。個性的な隣人ばかりのその部屋で、壁紙の裏に隠されていた扉を通って、不思議な世界に入り込めることを発見する。そこには現実と違ってコララインに優しく振る舞う「もう一人の母親」がおり、魅力的な世界に次第に引き込まれていく。

 

 おすすめポイント:

 ・アニメがきれいでかわいい。雰囲気がいい。

 ・話の造りがわかりやすく、しっかりしている。

 ・ボタンの世界の風景や音楽が美しく、楽しい。

 

感想(ネタバレに注意)

 楽しい映画だった!

 上のおすすめポイントにも書きましたが、ボタンの世界が楽しくてよかったですね。特に庭園のシーンは幻想的でよかった。ねずみちゃんのショーもかわいかった。

 隣人の中に元ポルノ女優?の二人組の老婆がいるのですが、ボタンの世界の中でめちゃめちゃきわどい格好で出てきて笑ってしまった。子供向けと言うにはラインを越えてると思う。爆乳。老婆ならどんな格好をしてもセーフなのだろうか……。あと20年早く出会いたかったね。

 現実の世界のほうの描写は、よくある、問題を抱えた家庭とその子供という感じ。とはいえ目先のお金がなかったことが全ての原因らしく、物語の最後には出版を勝ち取ってあっさりハッピーエンドに転じる。そういうのでいいんですよ、そういうので。ハッピーエンドが一番。

 最後のほうはコララインと魔女のバトル展開になるわけですが、これも楽しくてよかったです。現実の世界での出来事がボタンの世界で回収されて、さらにそれらの情報を活かしてバトル展開が解決されていく構造。わかりやすく、かつ面白い構造になっていると思います。魔女のデザインも秀逸でした。

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